愛猫のタマは今ではバナナ型の良いウンチをしますが、前はコロコロでカチカチでした。
なぜ便の状態が良くなったかと言うと、食事の内容を少し変えただけです。
同じことをすればもしかしたらコロコロうんちが改善されるかもしれないので、猫ちゃんの便秘に悩んでいるなら参考にしてみてください。
便秘気味だった猫のウンチが食事で改善
今までは毎日ドライフードだけ与えていたのですが、朝の食事をウェットフードに替えたら便秘気味のうんちが改善されました。(あと間食としてパウチも与えています)
猫は普段からあまり水を飲まないので便秘になることが多く、うちのタマはそれが見事に当てハマっていたみたいです。
ちなみに1日に必要な水分量は体重1kgにつき約60ml。タマは4kgなので240mlが必要ですが、さすがにそんなには飲めていないですね・・・。
タマの場合は、ウェットフードに含まれる水分、間食のパウチ、夜はなまり節ご飯をあげているので、計算すると最低でも100mlは摂取しています。
水だけを60ml飲んでいた場合、必要量の半分が足りていない状態です。
ただ、これでも昔より水分摂取ができているので、コロコロした便秘気味のウンチが改善されました。
ウェットフードは約75%が水分なので、あまり水を飲まない猫ちゃんなら1日1食与えるといいかもしれません。
我が家で食べさせているウェットフードとパウチはこちら↓
着色料とか入っているのが残念ですが食いつきが良いんですよ。
スーパーやドラックストアでも売っているので気になれば買ってみてください。
病気予防のためにも水分は気にして摂取させよう
水をあまり飲まないと尿路結石や腎不全といった病気にかかりやすくなります。
特に腎不全は1度なってしまったら完治せず、猫の死因も1位(33%)です。水分を摂取することが予防につながるので、何かしらの対策をしてみてください。
※我が家ではチュールを与える時など水を混ぜたりしています。他にも工夫できる事があるので詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください↓

便秘が酷くなると猫はどうなる?
食欲が落ちて体重が減る、嘔吐するなどの症状があらわれてくることがあります。
全然ウンチが出ず溜まりきってしまうと腸が伸び切ってしまう「巨大結腸症」という病気になるかもしれません。
伸びた腸を切り取る手術が必要になる場合もあるため、ひどい便秘が続くなら獣医さんへ相談してください。
また、手術まではいかなくても自力で便が出ないなら指を入れてかき出すこともあります。
お尻に指を入れられるストレス・通院するストレスなど猫ちゃんの負担になるため早めに対策しておきましょう。
- トイレの時間が長い
- 便をしようと力む
- 排便が2日以上ない
- コロコロした兎のようなウンチ
- 食事量に比べウンチが少ない
動物病院で指導される便秘の改善法
初期段階では食物繊維の多い食事に切替が勧められます。繊維質の多いドライフードを指定されたり、サツマイモやカボチャなどを蒸かしてウェットフードに入れる、オリゴ糖や市販の食物繊維をご飯に入れ便秘改善をはかります。
それでだめならお薬を使って便の排出を促すようです。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
参考:猫の便秘について考える
便秘の原因や予防について
①水分をしっかり摂取させよう
水を飲まないと便秘になりやすいため、食事やおやつに水を加えたり色々工夫してみてください。
②ブラッシングをこまめにしよう
飲み込んだ毛によってウンチが腸内で硬くなりスムーズに排出できなくなります。特に長毛種は便秘になることが多いので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。
③誤飲に気を付けよう
異物の誤飲によって便がスムーズに排出できなくなることがあります。飲み込みやすい物はしまっておきましょう。
④トイレが汚れている
トイレが汚いとウンチを我慢してしまう猫ちゃんがいるので、こまめに掃除してキレイにしておきましょう。あとは砂が嫌いな場合もウンチを我慢することがあります。
⑤ストレスに気を付けよう
ストレスを感じると腸の収縮運動に影響し便秘を招くことがあります。ストレスを感じにくい環境を作ってあげてください。
⑥何かの病気かも
肛門腺の破裂、直腸や肛門に腫瘍があると排出時に痛みがありウンチを我慢することがあります。様子がおかしいと思ったら獣医さんに診てもらってください。
⑦高齢によるもの
高齢になると腸の収縮運動が低下し便を排出しにくくなったりします。腸の運動を正常にするため食物繊維の多い食事に切り替えましょう。
まとめ
タマの場合は1食をウェットフードに替え、間食としてパウチを与えたらコロコロうんちが改善されました。
ただ、調べてみるとウェットフードだけ食べさせていても便秘になる猫もいるみたいなので、紹介した方法で確実に便の状態が良くなるとも言えません。
体質の問題もあると思うので、こういった例があったという参考にしてもらえたらと思います。
合わせて読んで欲しいお水を飲ませるコツはこちら↓
