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【驚きの結果】猫のトイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

【驚きの結果】猫のトイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

愛猫に最適なトイレを求め、今まで色々な検証をしてきました。

そして今回が最後となり「猫トイレにフードカバー(ドーム)は必要なのか?それともオープンな方がいいのか?」について調べてみます

ちなみに、今まで行った検証がこちら↓

猫砂トイレvsシステムトイレ

「普通の猫砂トイレ」と「システムトイレ」を使い比べた感想

「普通の猫砂トイレ」と「システムトイレ」を置いて使用率を検証。結果は普通の猫砂トイレが圧勝で、1週間設置しましたがシステムトイレは1度も使われませんでした。

猫トイレはどっちがいい?砂よりシート(システムトイレ)の方がデメリット多め!猫トイレはどっちがいい?砂よりシート(システムトイレ)の方がデメリット多め!
小さいトイレvs大きいトイレ

サイズの違う猫トイレを置いて実験してみた

猫は大きいトイレの方が好きと論文で発表されていたので、大小のトイレを1週間並べて検証。結果は大きいトイレの方が3倍も多く使われました。

【論文あり】猫トイレの大きさ目安は?ズバリ体長の1.5倍以上がいい!【論文あり】猫トイレの大きさ目安は?ズバリ体長の1.5倍以上がいい!
上から入るトイレvsオープンなトイレ

上から入れるトイレ オープントイレ どっち

「上から入れるトイレ」と「オープントイレ」の使用率を比べてみました。2週間観察したところオープントイレの圧勝で、上から入れるトイレでの排泄回数は1回だけでした。

ここまでの検証だと、ライオンの獣医師開発猫トイレ(オープントイレ)が1番好むという結果になっています。

そして今回は、このオープントイレの横にリッチェルのフードカバー付きトイレを設置し、どちらが多く使われるかを検証しました。

ちなみに、フードカバーの好みを探った論文が2つ発表されていますが、それぞれ結果が異なっているのでそちらも合わせてご紹介いたします。

論文で発表!猫はフードカバーが好き?嫌い?

猫トイレにフードカバーが必要なのかを検証した論文が2つあるのですが、それぞれ真逆の結果となっています。

1つ目が酪農学園大学が行った検証で、猫砂別にフードカバー有り無しを調査した結果がこちら↓

酪農学園大学獣医学部による検証
フードカバー
あり
フードカバー
なし
固まる砂 24.6% 75.4%
固まらない砂 30.8% 69.2%
ヒノキの砂 25.4% 74.6%
ペーパーサンド 22.9% 77.1%
シリカゲル 30.4% 69.6%

この検証ではフードカバーなしが好まれるという結果になりました。

カバーがあると「排泄がしにくい、砂が掻きづらい、臭いがこもる」などが原因で嫌がるのではないかとのことです。

 

一方、フランスにあるクレマンソー動物病院のチームが行った検証では、フードカバー有の方が好んで使うと発表されています。

フードカバーのあるトイレとオープンなトイレを置き、28日間にわたって13匹の猫の糞便回数をカウントした結果がこちら↓

フランスの動物病院による実験
フードカバー
あり
フードカバー
なし
平均19.9回 平均11.9回

フードカバー有の方が使用率が高いという結果になりました。

トイレの大きさや環境などの違いで結果が違うのかもしれませんが、フードカバーの有無は猫ちゃんによって好みがありそうな感じです。

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

オープンなトイレとフードカバー付きのトイレ、愛猫はどちらが好みなのか調べてみました。

検証内容はこちら↓

1回目の検証:「サイズが小さいオープントイレ」vs「サイズが大きいカバー付きトイレ」

2回目の検証:同じサイズで「オープントイレ」vs「カバー付きトイレ」

結論を先に言うと愛猫のタマちゃんはフードカバー付きトイレの方が好きなようです。

では、それぞれの検証結果をご覧ください。

1回目の検証

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

写真の左が「サイズが小さいオープントイレ(獣医師開発猫トイレ)」で右が「サイズが大きいカバー付きトイレ(リッチェル深型トイレ)」になります。

サイズスペックはこちら↓

左:ライオン獣医師開発 幅57.5×奥行28×高さ20×入口高さ12
右:リッチェル深型トイレ 幅60.0×奥行45×高さ48×入口高さ16
検証内容
  • オシッコとウンチの排泄回数を記録
  • 検証期間は9日間
  • トイレの場所は途中でチェンジする
  • 排泄物は早めに掃除する
  • どちらを多く使うかを調査する

上記内容で検証したところ、フードカバー付きトイレの圧勝でした↓

フードカバー付き フードカバーなし
オシッコ回数 ウンチ回数 オシッコ回数 ウンチ回数
14回 8回 1回 1回

予想ではオープントイレが勝つと思っていましたが、フードカバー付きの方がこんなにも多く使われるとはビックリです。

ただ、猫はサイズが大きいトイレを好む傾向があり、今回のカバー付きトイレはサイズがやや大きめでした。

これだと正確な検証とは言えないため、次は同じサイズのトイレでカバー有り無しの使用回数を検証してみます。

2回目の検証

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

2回目の検証には、どちらもリッチェルのF60深型トイレを使用しました。

サイズはどちらも変わらず幅60.0×奥行45×高さ48×入口高さ16となります。

検証内容
  • オシッコとウンチの排泄回数を記録
  • 検証期間は15日間
  • トイレの場所は途中でチェンジする
  • 排泄物は早めに掃除する
  • どちらを多く使うかを調査する

上記内容で検証したところ、フードカバー付きトイレの方が多く使われました↓

フードカバー付き フードカバーなし
オシッコ回数 ウンチ回数 オシッコ回数 ウンチ回数
18回 14回 13回 6回

2回目の検証では、フードカバー付きトイレの方が2倍ほど多く使われた感じです。

この検証で分かったことは以下の2つ↓

  1. サイズが大きいトイレが好き
  2. カバーがあった方がやや好き

サイズが大きいトイレが大きいことは論文などの検証でも分かっているので、これはどの猫ちゃんも共通しているとは思います。

ただ、カバー付きか無しかについては猫によって好みがあるので検証してみないことには分かりません。

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

猫トイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!

個人的にはカバーなしの方が広々していて良いのかなと思うのですが、愛猫はカバー付きの方が若干好きということが分かりました。

フードカバー付き猫トイレのデメリットは?

フードカバー付き猫トイレのデメリットは?

フードカバー付きトイレを使っていて思ったのが、カバーの取り外しが面倒くさいという点です。オープントイレならそのまま掃除できるのに、フードカバーがあるといちいち外さなければなりません。

あとオープントイレに比べると持ち運ぶ時にやや重い、トイレ本体の丸洗い時にパーツが1つ増えて手間がかかる、フードカバーがある分お値段が高くなる、と言ったデメリットもあります。

ただ、砂が飛び散りにくくなる、ニオイが部屋に充満しにくいと言ったメリットがあるので、一概にデメリットが多いだけではありません。

フードカバー付きおすすめ猫トイレ4選

フードカバー付きのおすすめ猫トイレ4選

フードカバー付き(またはフルカバー)でおすすめの猫トイレを4つ紹介します。

今回おすすめするのは、猫ちゃんができるだけ気に入ってくれるタイプ(サイズが大きい、出入りしやすい物)だけを厳選しました。

なのでシステムトイレについては除外しています。

システムトイレを嫌う猫ちゃんは多く、トイレが嫌で粗相したりストレス(病気)の原因になることがあるので、紹介するのは猫砂を使うトイレだけに厳選しました。

もしシステムトイレを使われているなら、こちらを一度ご覧ください↓

猫トイレはどっちがいい?砂よりシート(システムトイレ)の方がデメリット多め!猫トイレはどっちがいい?砂よりシート(システムトイレ)の方がデメリット多め!

猫ちゃんが猫砂トイレをどれだけ好むのかがよく分かります。

では、おすすめのフードカバー付きトイレを4つ紹介するのでご覧ください。

リッチェル ラプレ ネコトイレ深型60フード付

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リッチェル
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商品情報
サイズ(cm) 幅60×奥行45×高さ48×入口高さ16
重量 2.2kg
材質 ポリプロピレン
原産国 中国
付属品 スコップ
値段 約3700円

出入り口の高さがあるので、砂の飛び散りが少なくて良いと評判のフードカバー付きトイレです。カバーにはスコップの収納箇所があって便利ですし、トイレ内も広々して猫も好みやすいタイプとなります。

完全フルカバー(扉式)だとなかなか使ってくれない猫ちゃんには、出入り口が開いているタイプが良いでしょう!

【レビュー】リッチェルラプレ深型60(フードありなし)を使ってみた感想を書いたよ!【レビュー】リッチェルラプレ深型60(フードありなし)を使ってみた感想を書いたよ!

Amazonベーシック 猫用トイレ フード付き

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商品情報
サイズ(cm) 長さ60×幅44×高さ43×入口高さ22
重量 約1.6kg
材質 ポリプロピレン
原産国
付属品 カーボンフィルター
値段 約3000円

カバーに囲まれた猫用トイレで、出入り口はスイング式で開閉する仕組みとなっています。(出入りしてくれない場合は開閉しておくことも可)

Amazonベーシックブランドと言うこともあり、レビューが9000件超えの大ヒット商品。トイレ内はそこそこ広いタイプですが、体が大きい猫ちゃんには次に紹介するトイレの方がいいかもしれません。

【OFT】 メガスマート フルカバートイレ 大きめサイズ

商品情報
サイズ(cm) 長さ65×幅46×高さ49×入口高さ16
重量 2kg
材質 ポリプロピレン
原産国 ベルギー
付属品 なし
値段 約5700円

大きい猫ちゃんを飼っていてフルカバートイレを探しているなら、OFTのメガスマートがおすすめです。

サイズは猫トイレの中でもかなり大きい方で、大型猫ちゃんでもゆったり使えます。慣れないうちはフードカバーなしで使用することも可能です。

お値段はちょっと高いですが、大きめのトイレを探しているならこちらがおすすめ!

アイリスオーヤマ 猫用トイレ本体 砂落としマット付脱臭ネコトイレ

商品情報
サイズ(cm) 長さ62×幅44×高さ42×入口高さ19
重量 2.46kg
材質 ポリプロピレン、ABS樹脂
原産国 不明
付属品 スコップ
値段 約3500円

トイレ内に砂落とし用のスノコが設備されているフルカバートイレです。

本体サイズは大きめですが、中にスノコが引いてあるため広々しているわけではありません。基本的には中型猫ちゃんまでがいいかなと思われます。

まとめ

今回の検証で愛猫はカバー付きトイレが好きというのが分かりました。

フードカバーがあると周りから見られないのが良いのか?と思いきや、上から入る猫トイレは全く使わないので、何が良いのかよく分かりません。

ですので、カバーの有無は検証して確かめた方がいいと思います。

今現在、愛猫が1番お気に入りのトイレがこちら↓

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