猫アレルギーによるクシャミ・鼻水・目のかゆみ・呼吸の乱れなど、どうにか克服できないのか?
現状ですと100%猫アレルギーを治す方法はありません。しかし、症状が少し改善する方法はいくつかあります。
猫を飼いたいけど体が痒くなるから難しい、すでに猫を飼っていてアレルギーに悩まされている、そんな人に役立つ「猫アレルギーを克服する10の対策」をまとめました。
アレルギーの原因となる基本的な詳細、最新の研究内容や今後期待される薬の情報も載せているのでご覧ください。
目次
猫アレルギーと言っても原因は様々
猫アレルギーの症状が出る原因は、猫の唾液や皮脂腺に含まれる「Feld1(フェルディーワン)」という物質を吸ったり触ったりすることです。
よくアレルギーの原因は猫の毛と言われたりしますが、毛づくろいなどで付着した唾液やフケ・あとはウンチやオシッコなどが主な原因となります。
「Feld1」は乾燥すると空気中に浮遊するので、それを吸い込んだり肌に触れたりすると体の免疫系が有害物質だと認識し、体から排除しようとしてアレルギー反応が起こります。
ただ、人によっては猫に付着したノミ・ダニ・ハウスダストでアレルギー症状が出ているかもしれません。
もし検査をしていないなら、本当に猫アレルギーか確かめることをおすすめします。(体調が悪い時など一時的にアレルギー反応が出ている可能性もあるため)
※私は耳鼻咽喉科で猫アレルギーやハウスダスト・花粉などのアレルギー検査をしました。大体5000円くらいだったと思います。
猫アレルギーは慣れたりする?
人によっては猫アレルギーに慣れることもあり、猫を飼うようになったら症状が出なくなったという方もいます。ただ、一時的に良くなっただけで再度アレルギー症状が出ることもありますし、あまり期待できません。
軽度の猫アレルギーだったのが重度になることもあるので、基本的な予防や対策はしておいた方がいいでしょう。
猫アレルギーを克服する10の対策
では、ここから本題の「猫アレルギーの克服方法」について説明いたします。
ザックリ説明するとこんな感じです↓
- 部屋をキレイにする
- 猫を清潔にする
- 猫の体質を改善させるフードを食べさせる
- 完全室内飼いにする
- 病院でアレルギーの薬をもらう
- 飼い主の健康状態を改善する
- 疾患がでやすいなら保湿剤でバリアする
- アレルギーが出にくい猫を飼う
- 猫にFeld1を抑えるワクチンを打つ(開発中)
- アラテックセラピーを試してみる
では詳しく説明するのでご覧ください。
①部屋をキレイにする
猫アレルギーの症状を抑えるのに1番重要なのが「部屋をキレイにすること」です。
アレルギーの主な原因となる「Feld1」をできるだけ少なくすることが大切なので、部屋には空気洗浄機を置き、布団、カーテン、カーペットなどは週に1回丸洗いするなど、徹底して掃除するとアレルギー症状が出にくくなります。
ちなみに猫のアレルゲンはダニアレルゲンの約40倍も飛んでいると言われているため空気洗浄機は必須です。
小さい粒子まで除去できる空気洗浄機でないと意味がないため、高性能なフィルターが搭載されたモデルを選んでください。
プラズマクラスター付きの空気洗浄機は、空気中の「Feld1」を80%近く減少させると実験で証明されています。「シャープのプラズマクラスター7000」なら小さい粒子まで除去できるHEPAフィルターを搭載しており、2万円前後と価格がお手軽なのでおすすめです↓
②猫を清潔にする
猫ちゃんをシャンプーしたりブラッシングすることで、体についたアレルゲン(Feld1)を減らすことができます。
シャンプーでなく濡れタオルで拭くだけでも構いません。無理に洗うと風邪を引いたりストレスになるので、嫌がるようならやめてください。
※猫をシャンプーして死亡したケースがあります。詳しくは別記事をご覧ください↓
猫はシャンプーする必要なし!最悪死亡するケースもあるらしい…あとは小まめなブラッシングも重要です。猫の毛が飛び散るのでマスクは必須。1人が抜けた毛を掃除機で吸い取るなどして、できる限り毛が飛ばないよう工夫してください。
③猫の体質を改善させるフードを食べさせる
ペットフードを販売するピュリナから、猫のアレルゲンを抑えるキャットフード「プロプラン リブクリア」が発売されています。
3週間食べさせることで主要なアレルゲンを47%減少させることができたと報告されていますが、口コミがほとんどありません。
ちなみにリブクリアキャットフードの動画がこちら↓
ピュリナの「リブクリア キャットフード」については、こちらの記事をご覧ください↓
【口コミ調査】ピュリナのリブクリアの効果はちょっと残念?脂肪の多い食事を減らしタンパク質を増やす食事にすることでアレルギーが出にくくなるとも言われています。ただ、猫ちゃんの健康を第一に考えた食事メニューにすることが必須です。
手作りご飯は食べてもらうのが難しいですが、水分が豊富なので猫の死因で多い腎不全の予防にもなります。チャレンジしたい人はこちらの本が参考になりますよ↓
④完全室内飼いにする
ノミやダニ、外で遊んできた時に体に付着した成分が原因でアレルギーを引き起こしている可能性もあります。
野良猫に触るとアレルギー症状が出るけど室内飼いなら大丈夫と言う人もいますので、完全室内飼いにすると症状が治まるかもしれません。
⑤病院でアレルギーの薬をもらう
病院でアレルギーの薬をもらうことで症状が良くなる人もいます。
飲み続けることが前提となりますが、一定期間飲んだらアレルギーが出にくくなった人もいるようです。病院で診察してもらい自分に合った薬を処方してもらうと良いでしょう。
⑥飼い主の健康状態を改善する
体力の低下や体調が悪いとアレルギー症状が出やすくなります。
睡眠・運動・食事・ストレス発散など、健康的な生活をすることでアレルギー症状が治まるかもしれません。
⑦疾患がでやすいなら保湿剤でバリアする
皮膚が弱く疾患が出やすいなら、ワセリンなどの添加物が含まれていない保湿剤で皮膚をバリアするとアレルギーが出にくくなるかもしれません。
肌を保湿剤でカバーすることで皮膚の免疫細胞にアレルゲンが届きにくくなるので、疾患が出やすいなら試してみるといいでしょう。
⑧アレルギーが出にくい猫を飼う
アレルギーを克服して猫ちゃんを飼おうと思っているのでしたら、アレルギーが出にくい猫を探すのも1つの手です。
オスやメス、体臭によって猫アレルギーが出にくかったりするらしいので、お試しで飼える期間があるならチャレンジしてみてください。
また、アレルギー症状が出にくい品種の猫(サイベリアン)を飼うのも1つの手です。
ネットを調べるとアレルギー症状が出にくい猫の品種がいくつか紹介されていますが、科学的な検証がされているのは「サイベリアン」だけとなります。
ただし調査した猫の数が4匹だけなので確実にアレルゲンが少ないとも言い切れません。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
猫アレルギーが出にくい7種の猫を紹介するが…飼わない方がいい?⑨猫にワクチンを打つ(開発中)
スイスの会社が猫アレルギーの症状を抑えるワクチン「Hypocat」を現在開発しています。このワクチンは人ではなく猫に打つもので、猫が生成するアレルゲン「Feld 1」の量を減らす効果があるそうです。
現段階では研究中のため完成日はわかりませんが、近い将来「猫アレルギー」がなくなる日が来るかもしれません。
外部サイトの「猫ちゃんに投与する猫アレルギーワクチンができるかも!」で詳しい説明がされています。
⑩アラテックセラピーを試してみる
アラテックセラピーとは、アレルギーなどの症状を軽減する療法です。特殊装置を用いて無痛で施術できるものなのですが、本当に猫アレルギーが治るのかは分かりません。
個人的には疑わしい感じもしますが、どうしても猫アレルギーを克服したい人は選択肢の1つとして考えてみてはどうでしょうか?
アラテックセラピーについては、こちらの記事が参考になります。マンガで書かれていて分かりやすいです。
治療院のブログですが、アラテックセラピーで猫アレルギーが克服できたと報告されていました。⇒ブログがこちら。
まとめ
猫アレルギーの克服方法を紹介しましたが
- 部屋をキレイにすること
- 猫を清潔にすること
- 病院でアレルギーの薬をもらうこと
この3つの対策がとても重要です。
「部屋をキレイにし猫のブラッシングをこまめにしたら猫アレルギーが出にくくなった」という声も多いので、ぜひ試してみてください。
あとはピュリナのキャットフード「プロプラン リブクリア」も気になるところですが、口コミがほとんどないので効果は分かりません。
もし試された方いましたらコメント頂けると嬉しいです。
猫アレルギーが出にくい7種の猫を紹介するが…飼わない方がいい?