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「この品種の猫ならアレルギーが少ないので飼えます」はガセネタ?

「この品種の猫ならアレルギーが少ないので飼えます」はガセネタ?

猫アレルギーが出にくい猫がいるとブログやペットショップで紹介されたりしていますが、科学的な検証がハッキリしているわけでもないので、あまり信用しない方がいいです。

では、なぜアレルギーが出にくい猫として紹介されているのか?

その辺を詳しくまとめたのでご覧ください。

猫アレルギーが出にくいと言われる品種

猫アレルギーが出にくいと言われる品種

まずは、調査して多かった「猫アレルギーが出にくい品種」についてまとめました。

猫アレルギーが出にくいと言われてる品種は、主に2パターンに分かれています↓

  1. アレルゲンとなる成分の生成量が少ない品種
  2. 抜け毛が少なくアレルゲンの拡散量が少ない品種
※ちなみに、アレルギーを引き起こしにくい猫のことを「ハイポアレルジェニックキャット」と言います。

では、2パターンの説明とアレルギー症状が出にくいと言われている猫について紹介いたします。

①アレルゲンとなる成分の生成量が少ない品種

猫アレルギーを発症するのは、猫の唾液や体から分泌される「Fel d1」という成分が主な原因と言われています。この成分を触ったり吸い込んだりすると、体が有害物質だと認識し排除しようとしてアレルギー反応が出るというわけです。

ネットを調べると、以下3種の猫が「Fel d1」の生成量が少ないとして、よく紹介されています↓

  • サイベリアン
  • バリニーズ
  • ロシアンブルー

特にアメリカでは猫アレルギーが出にくいとして「サイベリアン」を飼われる人が多いようです。

②抜け毛が少なくアレルゲンの拡散量が少ない品種

アレルゲンとなる「Fel d1」は、猫が毛づくろいすることで体全体に付着します。その毛が飛び散り拡散されるとアレルギー症状も出やすくなるので、抜け毛が少ないほど猫アレルギーでも飼いやすいと言われています。

抜け毛が少ない猫の品種はこちら↓

  • オリエンタルショートヘア
  • コーニッシュレックス
  • デボンレックス
  • スフィンクス

猫アレルギーでも「この猫なら飼える」はガセネタ?

猫アレルギーでも「この猫なら飼える」はガセネタ?

100%ガセネタというわけではありませんが、アレルゲンの主な原因となる「Fel d1」の生成量が少ない品種というのは、科学的な検証がハッキリしているわけではありません。

恐らくですが、英語版のウィキペディアの情報を受け売りで言っているのだと推測されます。以下の説明には、アレルギーが出にくい猫の品種が紹介されていますが、根拠については載っていません↓

A hypoallergenic cat is a cat that is less likely to provoke an allergic reaction in humans. Although the topic is controversial, owners’ experience and recent clinical studies suggest that Siberian cats, Devon Rex and Cornish Rex cats, Abyssinian cats, Balinese cats, and several other breeds,[citation needed]

参考:ウィキペディア

一応「サイベリアン」という品種だけは、科学的な検証がされているので、他の猫に比べるとアレルギーは出にくいようです。ただ、たった4匹の「サイベリアン」でしか実験していないので、もっと検証したデータがないと確実とはいえません↓

サイベリアンの実験について

サイベリアン4匹とその他の品種の猫35匹を集め、アレルゲンの主な原因となる「Fel d1」成分の量を比較しました。2匹のサイベリアンの「Fel d1」濃度は1.5μg/ mL以上でしたが、1匹のサイベリアンは0.5μg/ mL未満と他の猫の1/3の濃度だったと発表しています。

サイベリアン特有の遺伝子変異がタンパク質の構造を変化させ、結果としてアレルゲンである「Fel d1」の機能を変化させているかもしれないとの可能性に行きついています。

4匹中1匹だけアレルゲンの数値(Fel d1)が大幅に低かっただけですが、他の品種に比べるとアレルギー症状は出にくいと判断できそうです。

参考:イタリア・トリノ大学の獣医科学チーム

「サイベリアン」以外にアレルゲン(Fel d1)の生成量が少ない猫として名前があがるのが「バリニーズ」と「ロシアンブルー」ですが、この2匹については具体的な検証データがないので、あまり信用しないほうがいいでしょう。

アレルゲン(Fel d1)の生成量は個体差もあるので、分泌量が多い猫と暮らすと生活に支障をきたすレベルの症状になるかもしれないですし、どうしても飼えず手放すことになる可能性だってあります。

「それなら抜け毛が少ない猫なら大丈夫そうでは?」と思うかもしれませんが、毛が抜ける量は猫によってことなりますし、毛がないスフィンクスでもアレルゲン(Fel d1)の生成量が多ければ症状も出やすくなります。

「猫アレルギーだけど猫を飼いたくて我慢してきた」、そんな人にとってはアレルギー症状が出にくい猫が紹介されることは嬉しいと思いますが、現段階では確実にアレルギーが出にくいとは言えないようです。

猫アレルギーだと猫を飼うのは無理なのか?

猫アレルギーだと猫を飼うのは無理なのか?

症状にもよりますが、猫アレルギーでも猫を飼ってる人はいるので絶対に無理ではありません。

アレルギーを発症する主な原因の「Fel d1」は猫によって生成量がことなるので、地道ではありますがアレルギー症状が出にくい猫を飼うというのが1つのポイントになります。

先ほど紹介した「サイベリアン」はアレルゲン(Fel d1)が少ない可能性もあるので、触ったり・できるならお試しで数日間飼うなどして確かめてみるといいでしょう。

※その他の品種でも個体差によって「Fel d1」が少なかったりします

あとは、猫の毛が飛ばないようブラッシングをこまめに行う、空気洗浄機を置き部屋の掃除を徹底することでもアレルギー症状を抑えることができます。

プラズマクラスター付きの空気洗浄機は「空気中のFeld1を80%近く減少させられる」と実験で証明されていますし、部屋をキレイに掃除すればアレルギーが出ないという人もいらっしゃいます。

ただし、人によって症状はことなるので、イチかバチかでの賭けで飼うのだけはやめましょう。

猫アレルギーの克服・対策については、以下の記事でも説明しているので、そちらも参考にしてみてください↓

猫アレルギーを克服したい!そんな人にすぐできる対策と最新情報を紹介!猫アレルギーを克服したい!そんな人にすぐできる対策と最新情報を紹介!

近い将来、猫アレルギーでも飼える日が来るかも

近い将来、猫アレルギーでも飼える日が来るかも

アレルギーで猫が飼えない人に朗報があります。

スイスの会社が猫アレルギーの症状を抑えるワクチン『Hypocat』を開発しており、このワクチンを猫に打つとアレルゲン(Fel d1)の量を減らす実験に成功しています。

また、米国ピュリナ社の研究で『猫アレルギーを軽減するフード』も開発中で、現段階では「Fel d1」の量を47%減少させたと発表しています。

どちらもいつ実用化されるか分かっていませんが、近い将来アレルギーに苦しむことなく猫が飼える日が来そうですね。

まとめ

アレルギーを引き起こしにくい猫(ハイポアレルジェニックキャット)として、いくつかの品種が紹介されていますが、現段階では「サイベリアン」しか科学的な検証がされていません。

「サイベリアン」の中でも個体差によってアレルゲンの生成量がことなるので、確実に猫アレルギーを起こさないという保証はなく、安易に飼ってしまうと後悔する可能性があります。

できるなら、アレルギー症状が出ないかお試しで猫が飼えるところを探したり、アレルゲンを抑えるワクチンやフードの開発を待つなどした方がいいでしょう。

猫アレルギーを克服したい!そんな人にすぐできる対策と最新情報を紹介!猫アレルギーを克服したい!そんな人にすぐできる対策と最新情報を紹介!

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