猫が玄関から脱走するのを防ぐおすすめの脱走防止柵をまとめました。
ハッキリ言って脱走防止柵のお値段は高めです。できるだけ安く済ませたいなら自作するしかありません。
また、物によっては簡単にスリ抜けてしまう・よじ登って越えてしまうタイプもあるため、脱走防止柵の選び方も説明いたします。
目次
【玄関編】猫のための脱走防止柵の選び方
脱走防止柵と言っても色々あり、物によっては「全く意味がなかった」なんて事にもなります。購入前にチェックしたい4つのポイントを書いたのでご覧ください。
①フェンスの高さに注意する
猫は身長の約5倍（1m50cmくらい）ジャンプできると言われてます。
なので最低でも1m70cm以上、可能なら天井まで高さがある柵を選んでください。
下記動画のような低いフェンスは軽々飛び越えられてしまいます↓
また、下記動画のように高いフェンスを攻略する猫ちゃんもいるので、天井まで高さがある物を選ぶか、よじ登れない工夫をしてください↓
②猫がよじ登れない物にする
網目状の柵だと簡単によじ登れてしまうので、縦に柵が入ったタイプの方が安心です。
もし網目状タイプを選ぶのでしたら、上から脱走できない工夫をしておきましょう↓
③柵の隙間がせまい物を選ぶ
猫は拳1個分の幅があればスリ抜けてしまうので、柵の間隔はせまくなければなりません。
また、壁と柵の隙間が開いているとそこから脱走する可能性もあるので要注意です。
「こんなに狭ければ大丈夫でしょ！」って幅でもスリ抜けるので猫をなめちゃいけません↓
④しっかり固定されている物を選ぶ
脱走防止柵がしっかり固定されていないと、体を当ててズラしてしまう（スリ抜けてしまう）可能性があります。
言葉で説明するのは難しいので下記の動画をご覧ください↓
フェンスの下や横などの隙間にむりくり体をねじ込み柵が動いてしまうものはNGです。ピッタリ隙間を埋めるか、絶対に動かない物を買ってください。
【猫用】おすすめの脱走防止柵
「これで猫を気にせず玄関を開けられる」と言う声が多い脱走防止柵を紹介します。
全て壁に穴をあけないタイプの脱走防止柵なので、マンションや賃貸でも利用できます。また、一軒家で広い玄関に対応している物も載せているのでご覧ください。
一軒家など広い玄関にも対応できる「にゃんがーど」
| 商品名 | にゃんがーど |
| 価格1 | 30～85cm 79,800円 |
| 価格2 | 85.1～200cm 159,800円 |
| 評価 | ★★★★☆(4.5) |
| 高さ | ～285cm |
| 扉の高さ | 188cm |
| 素材 | 南洋材/ヒバ材/ひのき/SPF |
| 工具 | 同梱されている |
| 設置タイプ | バネ式(壁に穴開けなど不要) |
| 設置難易度 | 簡単 |
猫の脱走防止柵として1番おすすめなのがセミオーダーできる「にゃんがーど」です。
設置場所を測ってオーダーするのでピッタリおさまるし、支柱の強度が高いため猫がぶつかってもビクともしません。
口コミでは白木と肉球マークの刻印入り取っ手がおしゃれと好評で、部屋のインテリアを気にする方にもおすすめできます。
扉の高さは188cmあり、ほとんど飛び越えられることはありません。心配な場合は別途注文できる欄間(らんま)をご購入ください。価格は2,980円～。
オーダーメイドになるためお届けまでに3週間前後、遅いと2～3ヶ月の時間がかかります。納期については通販サイトでご確認ください。縦横ピッタリのサイズで作成できますが、他の脱走防止柵よりもお値段が高めです。
- サイズがピッタリの物を探してる
- おしゃれなデザインがいい
- 強度がありしっかりしてる物がいい
「にゃんがーど」はクオリティーが高い脱走防止パーテーションです。値段が高く届くまでに時間が掛かりますが、しっかりした脱走防止柵が欲しい人におすすめです。
通常タイプはこちら↓
親子扉バージョン（横幅が大きいタイプ）はこちら↓
「にゃんがーど」を安く購入する方法
楽天・ヤフー・Amazonよりも公式サイトの方がお安く購入できます↓
| 楽天/ヤフー/Amazon | 公式サイト | |
| 通常タイプ | 89,800円 | 79,800円 |
| 親子扉Ver | 179,800円 | 159,800円 |
| 欄間(らんま) | 3,480円～ | 2,980円～ |
ただし、公式サイトは決算方法が銀行振り込みしかありません。
様々な場所に設置できる「のぼれんニャン」
| 商品名 | のぼれんニャン |
| 価格 | 19,800円 |
| 評価 | ★★★★☆(4.0) |
| 横幅 | 78.5～84.5cm |
| 高さ | 182～245cm |
| 扉の高さ | 170～190cm |
| 素材 | ABS樹脂/スチール/アルミニウム |
| 工具 | 必要なし |
| 設置タイプ | バネ式(壁に穴開けなど不要) |
| 設置難易度 | やや簡単 |
「のぼれんニャン」は玄関だけでなくベランダの窓など、サイズが合えばどこにでも設置可能な脱走防止フェンスです。
縦型ポールなので猫が登りにくく、隙間も狭いのでスリ抜けもできません。口コミでは価格がお手頃で見た目も良いと評判です。
扉の高さが170～190cmなので、ジャンプ力がある猫ちゃんだと飛び越えてしまう可能性があります。その場合は布でカバーするなど自作してください。
横幅が78.5～84.5cmと固定されていますが、別売りの拡張パネルを買えば123cmまで拡張できます。価格は9,900円。
また、白いポールデザインだけでなく、木を使った「のぼれんニャン」シリーズもあります。価格は29,800円。
工具要らずで設置できますが、女性一人だと厳しいという意見がやや目立ちました。また、Ｃ字フックが開けずらく、乱暴に扱うと突っ張りが歪むことがあるので、頻繁に開閉する人にはやや不向きかもしれません。出入りが少ない人でしたらコスパも良いのでおすすめです。
- すぐに送ってくれる製品がいい
- 安くてそれなりのフェンスでいい
- おしゃれなデザインがいい
注文すればすぐ届くので、急いで設置したい人に向いています。デザインもオシャレでそれなりにしっかりしている脱走防止扉が欲しい人におすすめ。
通常の白ポールデザインはこちら↓
木を使ったデザインはこちら↓
幅が広い場所には拡張パネルで対策できます↓
横幅が自由に変えられる「CatCatch 脱走防止パーティション」
| 商品名 | 脱走防止パーティション |
| 価格 | 41,800円 |
| 評価 | ★★★☆☆(3.8) |
| 横幅 | 49～90cm |
| 高さ | 270cm以内 |
| 扉の高さ | 167cm |
| 素材 | カラーガルバリウム鋼板/ポリカーボネイト |
| 工具 | 必要なし |
| 設置タイプ | バネ式(壁に穴開けなど不要) |
| 設置難易度 | 簡単 |
CatCatch（キャキャ）の脱走防止パーティションは、横幅が49～90cm内で調整できる便利なアイテムです。横にスライド（引き戸）させたりドアのように開閉させたりできるのもポイント。工具無しで簡単に設置できます。
扉の高さが167cmしかないので飛び越えられないよう対策が必要かもしれませんが、使い勝手や設置の便利さから口コミで高い評価を得ています。
値段の割にはやや強度やクオリティーが低いと言う声があります。開閉具合もやや悪く、出入りする幅も少し狭いのがデメリットです。支柱も細いため活発的に玄関に行きたい猫ちゃん（突進するなど）には不向きかもしれません。
- 製品をすぐに使いたい
- 横幅のサイズ変更できるものがいい
注文すればすぐ届くので、急いで設置したい人に向いています。また、横幅調整できるので引っ越したとしても利用可能。
紹介した脱走防止柵を比較
| 写真 |  |
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 |
| 商品名 | にゃんがーど | のぼれんニャン | キャキャ脱走防止柵 |
| 価格 | 79,800円～ | 19,800円 | 41,800円 |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 横幅 | ～200cm (オーダー製) |
78.5～84.5cm | 49～90cm |
| 高さ | 193～285cm (オーダー製) |
182～245cm | 270cm以内 |
| 扉の高さ | 188cm | 170～190cm | 167cm |
| 工具 | 同梱済 | 不要 | 不要 |
| 穴あけ | 不要 | 不要 | 不要 |
| 設置難易度 | 簡単 | やや簡単 | 簡単 |
| 納期 | 3週間前後 | 数日 | 数日 |
| 強度 | ◎ | 〇 | △ |
| ドアの広さ | 広い | 普通 | やや狭い |
↓一番おすすめ↓
「にゃんがーど」は納期に少し時間がかかるのがデメリットですが、あらゆる面でクオリティーが高く、しっかりした脱走防止扉が欲しい人におすすめです。
「のぼれんニャン」はC字のフックが硬くて開けづらいと言う声はありますが、既製品で価格もお安い脱走防止扉が欲しい人におすすめです。
キャキャの脱走防止柵は強度がやや不安という声もありますが、横幅サイズが自由に変更できる・引き戸式・ドア式で開閉できるのがメリットになります。お値段はしますが満足度の高いパーテーションです。
脱走防止柵を安く用意したいなら自作！
脱走防止柵は欲しいけど市販品はちょっと高い…という人は自作するしかありません。
ダイソーなどの100均だけで済ますなら5000円くらい、木材など使って本格的に作るなら1～2万円くらいが目安です。
100均で脱走防止フェンスを作りたいなら「ricoのつれづれblog」さんのブログが参考になります。ワイヤーネットを使用するのでよじ登れない工夫が必要ですが、工具がいらず4000円程で自作されていました。
木材を使用したいなら「そらのしっぽ」さんと「にゃんこ版」さんのブログが参考になります。木材を使用する量（製作する幅）によって金額が変わりますが、1～2万円くらいで作成できそうです。
作り方も載せているので本格的な脱走防止柵が欲しい人は参考にしてみてください。
まとめ
玄関にピッタリ合わせた脱走防止柵が欲しいなら「にゃんがーど」が1番良いでしょう。値段は高いですがオーダー製なので隙間なくピッタリおさまります↓
リーズナブルなものなら「のぼれんニャン」がおすすめ↓
猫の脱走経路は玄関だけではありません。ベランダから逃げてしまう猫ちゃんも多いので、しっかり対策しておくと安心です。
ベランダからの脱走防止対策はこちらの記事を参考にしてみてください↓
これでベランダから逃げられない！猫の脱走防止に役立つ４つの対策！
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