前々から気になっていたライオンの「獣医師開発 ニオイをとる砂専用 猫トイレ」を使ってみました。
愛猫がとっても気に入ってくれたのですが、砂の飛び散りがまあまあ酷い。
砂が飛び散りにくい設計にはしてあるものの、愛猫の砂カキ攻撃を完璧に防ぐことはできませんでした。ただ、トイレの嫌々サインも消えてかなり気に入っているため、このまま使い続けて行こうと思います。
そんな獣医師が開発したライオンの猫トイレについて、詳しくレビューするのでご覧ください。
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目次
ライオンの獣医師開発「猫トイレ」をレビュー
シンプル過ぎて普通のトイレかと思いきや、結構考えて作られているライオンの獣医師開発猫トイレ。
- 猫の体長の1.5倍を想定したゆったりサイズ
- 低い入口でシニアや子猫も入りやすい
- 砂がたっぷり入る深さでカキ心地を配慮
- 排泄時の向きを想定して飛び散りを防ぐ
- 砂の全交換がしやすい若干の傾斜設計
- つなぎ目がなくて洗いやすいデザイン
- 砂の残量が分かりやすい半透明な本体
猫ちゃんファーストでありながら飼い主も使いやすいように作られています。
商品情報 | |
外寸(cm) | 幅57.5 × 奥行38 × 高20 |
内寸(cm) | 幅50 × 奥行32.5 × 高20 |
重量 | 1.09kg |
材質 | ポリプロピレン樹脂 |
原産国 | 日本 |
耐熱温度 | 100℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
付属品 | スコップ |
本体の裏側↓
裏側にはニオイを取る砂のキャラクター(猫)がデザインされています。少し凹凸になっているけれど表面はフラットな状態なので砂が取りにくいなどはありません。
砂を入れる目安が便利
砂を入れようと本体を見たら謎の線を発見↓
調べてみると砂を入れる目安なんだとか。深さは約6cm、砂の量は5~7cmくらいが良いと言われているので丁度いい目安ですね。
理由は分からないですが砂が多すぎるのもダメらしいです。少なすぎるのもカキ心地が悪くなるので、この線くらいまで入れるのがベストになります。
取っ手があり持ちやすい
何気によかったのがフチがあって持ちやすいところ。猫が足をかけるために設計しているそうなのですが、これがあるおかげで砂を片側に寄せるのが楽ですね。
砂を全部交換する時やトイレを移動させるときも持ちやすいです。
愛猫はトイレのふちにオシッコすることが多く、トイレの構造によっては掃除する時ボロボロになるのですが、このトイレはそのままパコっと取れることが多いです。
内側の素材が少しザラつくようなペタペタしている感じだからなのか分かりませんが、固まったオシッコが取りやすいなと思いました。
本体サイズは大きめ
猫の体長(首から尾の付け根までの長さ)の1.5倍サイズを想定し幅を57.5cm(内寸50cm)にしています。
愛猫の体長が33cmなのでちょうど良い大きさですね。
いくつかの研究によって猫は大きめのトイレを好むことが分かっています。データによると小さいトイレは粗相もしやすいとのこと。詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
【論文あり】猫トイレの大きさ目安は?ズバリ体長の1.5倍以上がいい!トイレ本体がやや大きいので砂もそれなりに入れる必要があります。そのため女性だと掃除する時に重たいかもしれません。
砂の飛び散りはまあまあ酷い
猫の排泄時の向きを想定して飛び散りを防ぐ設計らしいのですが、砂の飛び散りはご覧の通り。
ただ、これは砂が少し多めに入っている時で、少なくなるとまだマシになります↓
砂の量が少なくなるにつれ飛び散りも減る感じですが毎日掃除は必要ですね。
「このトイレは砂が飛び散りにくいのが売りなのでは?」と思ったかもしれませんが、普通のトイレよりは飛び散りにくいそうです↓
このトイレにすれば猫が縦向きになるのを防ぎやすくなるため、砂の飛び散りも抑えられるというわけ!
ライオンの獣医師開発「猫トイレ」は奥行内寸が32.5cmと狭くなっており、入り口から入ると猫が横向きになるように作られています↓
これが砂カキする時に理想的な向き↓
しかし、うまく入り口付近に砂を持っていかれるとたくさん散らばります。
これは猫がどれだけ砂カキするかや好きな向きとかが関係してくるため、砂の散らばり具合は猫によりますね。
今回使用した砂は「Dr.エルスレイ ウルトラ」と言う少し粒が小さい砂になります。そのため飛び散りも酷かったですが、これを「ライオンのニオイを取る砂」に変えればまだマシにはなるでしょう。
※ライオンのニオイを取る砂は砂粒がやや大きめなので飛び散りにくくなっています。ただ、猫ちゃんは細かい砂の方が好きなため、もしかしたら粗相の原因になるかもしれません。
付属のスコップは使いやすいのだけど
付属のスコップは先が細く本体にへばりついたオシッコの固まりも取りやすいのですが、開閉式のフックが取れやすいです。
こんな感じで本体に引っ掛けることができる↓
頻繁にフックが外れてしまうので今は本体に引っ掛けていません。
ここは改善してほしいですね。
愛猫はすごく気に入ったみたい
ライオンの獣医師開発猫トイレの横に今まで使っていた「リッチェルのラプレ砂取りネコトイレ」も置いておきました。
使用率は7対3くらいで獣医師開発猫トイレが勝つだろうと思っていたのですが、結果はほぼ10対0で獣医師開発猫トイレの圧勝!
設置してから2週間の間でリッチェルの方は1回しか使われず、しかも獣医師開発猫トイレが掃除されていなかったので仕方なしに使った感じでした。
トイレが汚くて入るか迷っているタマちゃん↓
たまたまその現場を見ていてちょっと笑ってしまいましたが、「猫はトイレが汚いのが嫌い」なことを再認識させられました。
オープンなトイレを使うと排泄姿がよく見えて楽しいですね。こんなに尻尾をピンとさせるなんて初めて知りました。
これがリッチェルみたいな覆われているトイレだと尻尾が壁に当たり不快なのかもしれません。猫は広いトイレが好きというデータもありますし、これに変えて良かったなと思います。
みんなの口コミについて
口コミ評価はとても高く、「猫ちゃんが好んで使ってくれる、掃除がしやすい、広くて使いやすそう、入り口が低くて入りやすそう、枠の外で排泄しなくなった」などの声が目立ちました。
アマゾンの口コミは4000件超えの評価4以上と大好評です。
悪い口コミで目立っていたのが「スコップのフックが外れやすい」と言う声。これは私も思いましたし、多くの人が不満に思っていました。
あとは、猫ちゃんによってはトイレ外に排泄してしまったり、砂が思っていたより飛び散る、トイレのサイズが大きすぎた、などの声も少し目立ちます。
うまく使えるかは猫ちゃんによりますし、砂の飛び散りも砂の種類や猫の砂カキ位置によるため使ってみない事には分かりません。
猫のトイレは色々と試してみて、1番気に入るものを地道に探すのが良いかと思います。特に布団などトイレ以外での粗相が多いなら、この猫トイレに変えると粗相がなくなるかもしれません。
猫は広くて大きめのトイレが好きというデータが出ています。入口も低くて入りやすいため、子猫からシニアになるまで使えるのもいいですね。
愛猫がすごく気に入ってくれたので、もっと早く購入しておけばよかったなと思いました。
どこで買うのが安い?最安値は?
楽天、アマゾン、ヤフーなどの通販サイト、店舗だとペットショップやホームセンターなどペット用品が売られているところならほとんど置いてあると思います。
通販サイトの価格がこちら↓
本体価格 | |
アマゾン | 1645円(+送料880円) |
楽天 | 1645円(+送料660円) |
ヤフー | 1645円(+送料660円) |
楽天とヤフーが最安値でした。(送料込みで2305円)
5000円以上買うと送料無料になるところもあったので、他のアイテムとまとめ買いするのがおすすめです。
ちなみに近くのホームセンターだと本体価格が2728円と少し高めでした。
砂と一緒に買うのが安い(スタートセット)
「ライオンのニオイをとる砂」とセットで買うと送料も無料になりお得です。
本体+砂2袋の価格 | |
アマゾン | 3410円 |
楽天 | 2711円 |
ヤフー | 2711円 |
「ライオンのニオイをとる砂」は少し粒が大きいため飛び散りもそこまで酷くないのが特徴。ただし、砂の品質はそんなにいいわけではありません。
ライオン「ニオイをとる猫砂」を使ったメリットとデメリットをレビュー!猫は小粒な砂が好きなので、大きめの砂で粗相をするようなら細かい砂に変えてみるといいでしょう。
ちなみに私がおすすめする猫砂は「エバークリーン」です。値段は少し高いですが、猫1匹なら月に800円ほどで済みますよ。
エバークリーンの代わりになる猫砂を探してみた。 人気の猫砂5つを比較してみた!私がおすすめするNo1はコレメリットとデメリット【まとめ】
思っていた以上に愛猫が気に入ってくれたので買って正解でした。
入口も入りやすく、広々していて排泄しやすいのでしょうね。砂の飛び散りはまあまあ酷いですが、本体も洗いやすいし使いやすいのでこのまま使い続けて行こうと思います。
1番のデメリットについては、猫によってはうまくトイレ内で排泄できない点です。トイレのフチぎりぎりで排泄されると外に出てしまうなんて声もあるため、猫ちゃんによっては使えないかもしれません。
ただ、論文などのデータで猫は広くて大きめのトイレを好むので、まさに猫ファーストなトイレです。
うまく使ってくれるなら子猫からシニアまで長期間使用することができるのもいいですね!
買うならスタートセットがお得↓
トイレに付けるフードカバーは猫によって好みがあると分かったので、オープンなトイレとカバー付きを置いて検証してみました。そうしたら愛猫はカバー付きが好みのようで、オープントイレはほとんど使わなくなりました。詳しくはこちらをご覧ください↓
【驚きの結果】猫のトイレにフードカバーは必要なのか検証してみた!
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