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【メーカーにも確認】猫に安全な蚊取り線香や虫よけは?どれを選べば大丈夫?

【メーカーにも確認】猫に安全な蚊取り線香や虫よけは?どれを選べばいい?

蚊取り線香や虫よけ製品は、猫に安全なのか調べてみました。

メーカーに聞いた話や実験データによる安全性、どの虫よけ製品が1番おすすめなのかを紹介いたします。

蚊取り線香や虫除けは猫に安全?

蚊取り線香や虫除けは猫に安全?

蚊取り線香やリキッドタイプのプラグ式(電池式)、スプレーやあみ戸にかける虫よけ製品は、人だけでなく猫にも安全に作られています。

それらの虫よけ製品の大半は「ピレスロイド系」成分が使われており、害虫が吸い込むと強い毒性を発揮し死滅させますが、猫や人にはほとんど無害だそうです。

殺虫剤の有効成分は「ピレスロイド系」以外に、「有機リン系」や「カーバメート系」などの種類があり、その中でもピレスロイド系成分は哺乳類に対する毒性が低いとの事。

下記は、コロラド州立大学の化学者が昆虫とラットを比較して、それぞれの殺虫成分をどれだけ投与すると毒性が現れるのかを調べた結果です↓

有効成分 毒性
ラット 昆虫
カーバメント 45mg/kg 2.8mg/kg
有機リン 67mg/kg 2.0mg/kg
ピレスロイド 2000mg/kg 0.45mg/kg

参考:https://weathernews.jp/s/topics/201905/090145/

※「mg/kg」とは、体重1kgに対してどれくらいの量で毒性が現れたかを示しています。

このデータを見ると「ピレロイド系」成分は他よりも安全性が高く、昆虫への毒性効果が高いのが分かります。

また、昆虫は殺虫成分を吸い込むと麻痺して死滅しますが、哺乳類は神経系が複雑なため、中枢神経に届く前に体内で分解して排泄することが出来るそうです。

「ピレスロイド系」成分が100%安全と言うわけではありませんが、ラットの実験では体重1kgに対して2000mg(2g)で毒性が現れると書かれており、体重4kgの猫だと8gで毒性が現れる計算となります。

さすがに、8gの量を一気に取り込むのは液体を舐めない限り無理なため、普通に使う分には心配ないかと思います。

補足

家庭用の殺虫剤は、厚生労働省による安全基準をクリアしなければ販売できません。誰でも手に入れられることができるため、安全性については十分審査しているそうです。

安全性が高い「ピレスロイド系」成分について

「ピレスロイド系」の成分なら猫にも安心して使えると説明しましたが、用途に合わせて何種類も開発されています↓

成分名 主な特徴
ピレトリン(天然) 速効性がある。
アレスリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フタルスリン とくに速効性があり、ノックダウン効果が高い。
レスメトリン とくに致死効果が高い。
フラメトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
フェノトリン とくに残効性、速効性がある。
ペルメトリン とくに残効性が高い。
エムペントリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
プラレトリン ハエ、蚊に特効を示し、速効性がある。
イミプロトリン とくに速効性が高い。
トランスフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
シフルトリン 広範な害虫に卓越した効果がある。
プロフルトリン 常温で揮散し、衣料害虫に有効。
メトフルトリン 揮散性が比較的高く、殺虫効果も優れている。
モンフルオロトリン 速効性が高く、ノックダウン後の行動停止効果がある。
シラフルオフェン とくに残効性が高く、魚毒性が低い。

参考:https://www.kincho.co.jp/gaichu/column/piresroid.html

安全性が低い成分(有機リン系やカーバメート系)を選ばないよう、「ピレスロイド系」成分なのか確認してから購入しましょう。

ピレスロイド系

※「ピレスロイド系」成分の製品には、基本的に「ピレスロイド系」と表記されています。記載がない場合は、先ほどの表を参考にしてください。

天然成分の方が安全なのか?

昔は、除虫菊(シロバナムシヨケギク)という花に含まれる天然のピレトリン成分で蚊取り線香が作られていました。

今でも天然ピレトリン成分で作られている蚊取り線香はありますが、天然ゆえアレルギーが出やすいと言う報告もあり、一概に安全と言うわけではなさそうです。

一例として、5年間の喘息歴を持つ11才の少女が、犬を洗うのに0.2%のピレトリンを含むシャンプーを使用したところ、喘鳴とともに重度の息苦しさを発症し死亡したケースがあります。

参考:http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/archiv/pesticide/insecticide/pyrethroid/pyrthidx.htm#%E3%83%94%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%A8%E3%81%AF

天然成分のピレトリンで蚊取り線香を作っているメーカーに確認した所、煙の量が多かったり、刺激が強いと感じる人もいると教えて頂きました。なので、成分を安定させている「ピレスロイド系」の方が安心かもしれません。

ペット用の虫よけなら大丈夫?

ペット用として販売されている虫よけの中には、アロマ成分によって虫を忌避するタイプがあります。

ペット用だから安心と思うかもしれませんが、アロマによっては猫に有害なので注意が必要です。

アロマ系の虫よけの多くは犬猫兼用として販売されており、犬には大丈夫でも猫にはアレルギーを起こしてしまう事があります。

おそらく微量なので特に問題ないと思うのですが、できるならティーツリーやユーカリなど、猫に危険と言われているアロマが含まれていないか確認しておきましょう。

余計な成分が含まれていない物を選ぼう

虫よけ製品の中には、「香料」が含まれている物もあります。微量なので特に問題ないと思いますが、入っていた方がいいと言うわけでもありません。

同じ構造の虫よけ製品でも含まれている成分が違うので、出来るだけシンプルな物を選んだ方がいいかと思います。

※低刺激で無香料の物がおすすめです。

猫がいる家で使うおすすめの虫よけは?

猫がいる家で使うおすすめの虫よけは?

色々なメーカーに、猫がいる家で使うならどの虫よけがおすすめか聞いてみました。

様々なタイプの虫よけがあるので、それぞれの特徴や注意点なども含め紹介していきます。

蚊取り線香は野外で使おう

猫がいるなら蚊取り線香は野外で使おう

色々なメーカーさんに話を聞いたところ、猫がいる家で蚊取り線香は使わない方がいいかと思いました。

すごく危険と言うわけではありませんが、煙による刺激、火傷や火事の心配も少なからずあるためです。

しかし、煙による拡散率が高く、蚊よけとしての効果が高いので、野外での使用はおすすめと言われました。

窓を閉め切り、外で使用して蚊を寄せつけないようにするなら、蚊取り線香がベストです。

蚊取り線香を使うならどれがおすすめ?

外で使うなら、より効果が高い「メトフルトリン成分」で作られた蚊取り線香がおすすめです。

「メトフルトリン」は、一般的な蚊取り線香に使われている成分(アレスリン)よりも、蚊を駆除・忌避する効果が高くなっています。

口コミだと児玉兄弟商会の「富士錦 パワー森林香(赤色) 」が人気で、他社の蚊取り線香より煙の量が多く、キャンプで使っても全然蚊に刺されないと評判でした↓

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他に「メトフルトリン」が含まれている蚊取り線香だと、アース製薬の「アース渦巻香 蚊取り線香 プロプレミアム」がありますが、効き目は微妙と言う声もあります。ただ、香りが良く値段が安いです↓

 

もし家の中で使うなら、アースペットが販売している「ペット用 アース渦巻AC」が良いかと思います↓

ペット用に刺激を抑え、香りも嫌がらない物を選んで作られているそうです。また、動物用として農林水産省に許可を得ています。

補足

動物用と書かれている蚊取り線香でも、よく確認してから購入してください。例えば、上に載せている「金鳥の渦巻 動物用蚊取り線香」は、野外で使う目的として販売されています。部屋の中でも換気しながらなら使えるのですが、通常より煙量を多くして野外向けに作っているそうです。ペット・動物用と書かれていても、野外向きに作られている物もあるので、よく確認してから購入しましょう。

部屋の中で使うならプラグ式のリキッドやスプレータイプ

猫 部屋の中で使うならプラグ式のリキッドやスプレータイプ

猫がいる部屋で虫よけ製品を使うなら、熱で加熱して成分を揮発させるリキッドや、プッシュして使うスプレーがおすすめです。

煙がでないので刺激が少なく、火事や火傷の心配もありません。

※話を聞いたメーカーさんからは「猫がいるならリキッドタイプが1番良いかと思います」と言われました。

注意

窓を閉め切って使うこともできますが、どのメーカーも時々換気してくださいと書かれています。気分が悪くなることもあるので、こまめに窓を開けた方が安心です。

リキッドタイプのおすすめは?

猫 リキッドタイプのおすすめは?

リキッドタイプなら水生のキンチョウリキッドがおすすめです。

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無香料で低刺激、そして水を使って薬剤を揮発させている点が安心できます。

※リキッドタイプだと灯油を使って薬剤を揮発させているタイプが多く、灯油の匂いで気分が悪くなったりすることもあるみたいです。

使ってみた感想

猫 キンチョウリキッド アースノーマット

水性キンチョウリキッドとアースノーマットを使ってみました。どちらも匂いは感じず、気分が悪くなることもありません。飼い猫も気にすることなく寝ていました。

スプレータイプのおすすめは?

猫 スプレータイプのおすすめは?

部屋の中でワンプッシュするだけで、12~24時間効果が持続するタイプの蚊よけ(駆除)は、持ち運びできて手軽に使えるのがメリットです。

ただ、薬剤が高濃度なので刺激がやや強め。

使用する際は猫を部屋から出し、ワンプッシュしたら数時間はそのままにして、猫を入れる前に少し換気した方がいいかもしれません。

※高濃度なので、部屋にいる蚊を一旦駆除する使い方がよさそうです。

ワンプッシュタイプは、香料など余計なものが含まれていなければ、どの製品を使ってもいいと思います。(どれも成分が似ているため)

口コミを調べてみたら「蚊がいなくなるスプレー」が人気でした↓

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アース製薬の「おすだけノーマット」も評判がいいです↓

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使ってみた感想

猫 アース製薬の「おすだけノーマット」

アース製薬の「おすだけノーマット」を使ってみました。スプレーをプッシュすると1回分が出て分かりやすく、ニオイも全然気になりません。飼い猫も全然気にしていませんでした。

かけて放置タイプは効果が弱め

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キンチョウの虫コナーズやフマキラーの虫よけバリア、アース虫よけネットなどの吊り下げて放置するタイプの虫よけは、効果がやや弱く虫を忌避するだけで駆除するまでにはいたらないそうです。

※風の力で薬剤を拡散させるので、蚊取り線香やリキッドタイプより効果が弱いと言われました。

蚊の駆除まで望むなら、蚊取り線香やリキッドタイプ、ワンプッシュスプレーをおすすめします。

薬剤いらずで1番安全「蚊取り器」

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害虫が好む光の波長で虫を誘い込み、高圧電流で瞬間的に虫を駆除できる機器なら猫ちゃんがいても安心して使えます。

ガードが付いているので猫が触れても大丈夫ですし、薬剤も使っていません。

色々な製品が出ていますが、その中でも口コミが良いのがこちら↓

USB充電式なので、野外に設置することも可能です。

実際に使ってみたら驚く量の虫が取れました↓

【口コミ】電撃殺虫器のコバエ効果は?デメリットも含めレビューします!【口コミ】電撃殺虫器のコバエ効果は?デメリットも含めレビューします!

まとめ

安全面で言うと、薬剤を使っていない「虫をおびき寄せ駆除する機器」が1番良いのかなと思いました。

ただ、薬剤を使った虫よけも猫にほとんど影響はなく、そこまで心配する必要もなさそうです。

個人的にですが、薬剤入りの虫よけを使うなら「水性キンチョウリキッド」が良いかなと思いました↓

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灯油を使わず水で揮発させている点が安心でき、実際に使ってみて刺激もニオイもありません。口コミでも、気分が悪くなるといった報告はなく評価も高いです。

あとは、ワンプッシュのスプレータイプを猫がいない部屋で使い、蚊を駆除したら換気するやり方も良いかなと思います。

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薬剤不使用で虫を駆除するなら↓

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