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高齢猫の鳴き声がおかしい!ギャーギャー叫ぶから動物病院に行ってきた。

高齢猫の鳴き声がおかしい!ギャーギャー叫ぶから動物病院に行ってきた。

高齢猫が叫ぶように鳴くようになった

我が家のタマちゃんは10歳になる高齢猫です。

そんなタマちゃんが、最近ギャーギャー叫ぶように鳴くことが多くなりました。

朝ご飯を食べた後に大声で鳴いたり、特に何もない時にいきなりギャーギャーしたり、1日に2~3回ほど鳴く感じ。

鳴いている最中に声をかけると甘い声で「にゃ~ん」と返事してくれるので大丈夫かなとも思ったのですが、念のため獣医さんに診てもらうことに。

撮影した動画を獣医さんに見せると「甲状腺機能亢進症の疑いがある」と言われました。

甲状腺機能亢進症とは

甲状腺ホルモンが異常に分泌され「バセドウ病」とも言われる病気です。体の代謝が活発になり、様々な臓器(腎臓や心臓)に負担をかけて病気を発症します。10歳を過ぎた高齢猫にみられることが多く、「よく鳴くようになる・水をたくさん飲みたがる・食欲が増して食べても太らない・活発になる」と言った症状があると甲状腺機能亢進症かもしれません。治療法は甲状腺の働きを抑えるお薬を投与します。(一般的に一生にわたっての投薬が必要)

ペット栄養学会誌と獣医さんのお話を参考にしています。

獣医さんの所にも甲状腺機能亢進症の猫ちゃんが通院していて、「よく鳴くようになってご飯を食べても痩せてしまう」といった症状はだいたい甲状腺の病気と言っていました。

猫が大声で鳴く原因を調べる

タマの場合、痩せてきているわけではないのですが、念のため血液検査で調べることにしました。(T4という数値が高くないかを調べます)

猫が大声で鳴く原因を調べる

カラーを付けられ採血の準備。

血液がうまく流れず、前後の足で計2回も針を刺されるタマちゃん。

暴れるので押さえつけるのが大変でしたが、なんとか検査できる量が採れました。

血液検査をする際の注意

血液検査をする前はご飯を抜かなければなりません。どれくらいの時間食べさせない方がいいかは、獣医さんに確認してください。

採取した血液は別の場所で調べるため、2日くらい時間がかかりました。

 

【検査結果がこちら】

猫が大声で鳴く原因を調べる

一番下のT4(甲状腺ホルモン)の数値は正常値内であり、甲状腺機能亢進症ではありませんでした。

しかし、肝臓(ASTとALT)が悪いことが判明。(あと、若干脱水気味)

大声で鳴く原因については「もしかしたら肝臓のせいかもしれないしボケてきたのかも」とのことで、ハッキリとは分かりませんでした。

愛猫の大声についてTwitterやインスタに投稿したら、「昔飼っていた猫が特に異常もなく鳴いてました」と言う人もいました。

猫ちゃんによってはそういう事もあるみたいですが、様子がおかしいなら1度検査した方がいいと思います。(血液検査すると猫の病気で多い腎不全の疑いも分かります)

検査費用

血液検査にかかった費用は1万円でした。腎不全だけ調べる場合は5000円なので、多分T4を調べる費用が高いのだと思います。

ギャーギャー鳴かなくなってきた

猫 ギャーギャー鳴かなくなってきた

なぜか分かりませんが、病院に行ってからギャーギャー鳴かなくなっています。

とは言っても、翌日は体調が悪く食べた物や水を全て吐いていました。

獣医さんに相談すると「病院に行ったことによるストレスが原因かも」と言われ、2日間ほどドライフードのみの生活をすることに。

※今までウェット中心で食べさせていましたが、食べ過ぎを防ぐためドライフードのみにしてくださいと言われました。

結局、なぜ鳴かなくなったのかハッキリとは分かりませんが、おそらく

  • 今まで食べていたご飯が肝臓に負担だった
  • 肝臓が悪くなりギャーギャー鳴いていた
  • 病院に行った翌日からご飯を食べていない
  • 肝臓の負担が減り鳴かなくなった

という感じなのかな…。

 

悪かった肝臓の数値は、食事と薬によって改善していきます。

調べてみると食事を変えることで劇的に良くなる事もあるみたいなので、何も食べなかったというのが肝臓に良かったのかもしれません。

3日目からは注文していたロイヤルカナンの肝臓サポート(ドライフード)が届いたので、3ヶ月間は療養食で過ごしていきます。

次の検査は3ヶ月後と言われました。1ヵ月スパンで検査しなくていいのか聞いたところ、あんまり短い間隔だと治らないから3ヶ月くらいでいいそうです。あと病院に行くことでのストレスもかけたくないと言っていました。

高齢猫の鳴き声がおかしいと思ったら

高齢猫の鳴き声がおかしいと思ったら

いつもと様子が違う声で鳴き続ける場合、「体のどこかが痛い可能性がある」と言われています。

よく耳にするのは排泄中や前後に鳴くなら泌尿器系の病気の疑いがあると言いますし、普段と様子が違うなら早めに診てもらった方がいいでしょう。

あとは、深夜にウロウロして「アオーン」と鳴くのは遊び足りなくて不満が溜まっている。(特に若い猫)

避妊していないと発情期(低めの声で結構うるさいです)、高齢猫なら甲状腺機能亢進症やボケなどが考えられます。(検索したら出てきました)

タマの場合は、ボケか肝臓が悪かったせいだと思いますが、何にせよ病院に連れて行って良かったです。

最後に

ロイヤルカナンの肝臓ケア療法食に変更してからかなり調子がよくなりました。

ギヤーギャー鳴かなくなっただけでなく、お腹の調子がとてもよくウンチが全然臭わない、嘔吐する回数も激減しています。

肝臓の数値については別記事で紹介しているので、良かったらご覧ください↓

【予想外の結果に】ロイヤルカナンの猫用「肝臓サポート」をレビュー!【予想外の結果に】ロイヤルカナンの猫用「肝臓サポート」をレビュー!

追記:やっぱりボケなのかも

この記事を書いた1年後に、またギャーギャー鳴くようになりました。

トイレに入る前や後に鳴くことが多かったので尿検査をしたのですが、異常は見当たらず先生からは「多分ボケかも」との事です。

治療法はないため、ストレスをかけないよう見守るしかありません。

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