愛猫のタマちゃんは撫でられるのが大好きで、ことある事に撫で回しているのですが、少し経つと大体毛づくろいをし始めます。
猫をナデナデすると毛づくろい始めること多いよね? pic.twitter.com/w3tGY6NfCE
— ネコビュー🐱 (@nekoview) October 2, 2022
撫でるとなぜ毛づくろいを始めるのか?一体どんな意味があるのか?
SNSのフォロワーさんからも「うちも同じです」という声が多かったので、どんな理由で毛づくろいをしているのか調べて見ました。
猫を触る(撫でる)と毛づくろいを始める理由とは?
猫を触る(撫でる)と毛づくろいを始めるパターンは2つ↓
- 撫でた所を猫が毛づくろいする
- 撫でた所とは別の所を毛づくろいする
これら行動の意味を調べるため、猫が毛づくろいする理由から当てはまるものを調べてみました。
ちなみに猫が毛づくろいする理由がこちら↓
- ゴミを取り除いている
- 毛の根元の間隔を敏感に保っている
- 唾液の気化を利用して体温調整している(夏場)
- 体毛に空気を入れてふかふかにしている(冬場)
- 体についた臭いを消している
- フケを舐めとって皮膚炎を予防している
- 気持ちの高ぶりを抑えている
- 皮膚の血流を促進させている
- 静電気を除去している
※これらの理由があるのではと言われていますが真相は分かっていません。
- 乱れた毛並みをなおしている
- 体についた飼い主のニオイを消している
- ゴミを取り除いている
が当てはまりそうです。
乱れた毛並みやゴミを取り除いているならいいですが、飼い主のニオイを消しているならちょっと悲しいですね。
あとは「体についた飼い主のニオイに自分のニオイを被せることでニオイの交換をして満足している」と獣医行動診療科認定医さんが記事にしていましたが、これについてはどうなのかなと、、、。
そういった意味があるなら飼い主のニオイがついた物をしょっちゅうペロペロしていそうな気もしますが、そんな行動は見ないですしグルーミングやアログルーミング(猫同士の舐め合い)の意味を調べても、そのようなことは一切書いていませんでした。
例えば頭を撫でていたら猫が自分の足を毛づくろいするなどは
- 気持ちの高ぶりを抑えるため
が当てはまりそうです。
愛猫を見ていると撫で始めた時は毛づくろいせず、気持ちよくて喉をゴロゴロさせてから毛づくろいを始めるパターンが多いので、気持ちの高ぶりを抑えているのかなと思いました。
飼い主が撫でた所を猫がペロペロ(毛づくろい)するのも、特に意味があってそこを舐めているのではなく、気持ちの高ぶりを抑えるために毛づくろいしていそうな気もします。(ニオイを消している線も高そうですが…)
撫でられるのを嫌がってペロペロしている可能性は?
撫でた所をペロペロ毛づくろいされると「嫌なのかな?」と思ったりもしますが、喉をゴロゴロ鳴らしたり気持ちよさそうにしているのなら嫌ではないと思います。(撫でられるのが嫌だったら逃げるだろうし)
ただ、知らない人(嫌いな人)が触ってニオイがついてしまった場合は、また違った意味で毛づくろいしているのかなと…。
嫌なニオイがついたから舐め取って消したい。嫌いな人に撫でられたので気持ちを落ち着かせたいなど、そんな感じもしなくはないですね。
まとめ:真相は分からないけど
猫と会話できない限り真相は分かりませんが、猫を撫でると自身の毛づくろいを始めるのは「気持ちの高ぶりを落ち着かせるため」というのが1番しっくりくるなと思いました。
ただ、飼い主のニオイを舐めて取り込んで良い気分になっているならそれはそれで嬉しいですね!
あとは飼い主のニオイを消しているという線もありそうです・・・。
野生界の猫は獲物を捕るため、敵から見つからないために自身のニオイを消していたと言われています。なので、本能的にニオイがつくと嫌なのかもしれませんね。