うちのタマちゃんは猫草が大好き!
ホームセンターや無印の土を使わない猫草を買っているのですが、それを育て続けたら何と種ができました。
この種を植えて栽培すればエンドレスで猫草ができるのでは?なんて思ったので、さっそく土と鉢を買って育ててみることに。
果たして猫草は育つのか?
猫草の種を収穫してみた!
今回、種を収穫する猫草がこちら。
適度に水を与えていたら、3ヶ月くらいで沢山の種(穂)ができました。
穂(種)は猫の耳のような形をしています。
だから「猫草と呼ぶのか?」と思い調べてたら全く違いました。
この猫草は燕麦(エンバク)と言い、ツバメのようなカタチの穂を付けることから「燕麦」と名付けられたそうです。
まだ枯れていない緑の穂もあるけど、今回は全部収穫します。(緑の穂の中にも種はある)
バサバサすれば簡単に穂が取れるかと思いきや、そんなに甘くはなかった。
片手で穂の根元を抑えないと収穫できないので意外とメンドクサイ・・・。
まあまあ収穫できた。(200粒くらい)
収穫した種は乾燥させると聞いたこともあるので一応調べてみる。
そしたら「種を保存する場合は、湿気を避けるために乾燥させる」ようなので、今回は乾燥させずに植えていきます。
穂を剥くと種が出てきました。
大多数の種が双子らしく、中には三つ子もいるのだとか。
穂を剥いて種だけにした方がいいのか悩んだけど、自然界ではそんな事しないので、そのまま植えることに。
しかし、問題は緑の穂。
中には種が1つしかない物もあり、成長不足の種を植えても生えてくるのか疑問です。
悩んだ結果、とりあえず分けて栽培する事にしました。
猫草を種から育てる方法
猫草の育て方は、1番分かりやすかったこの動画を参考にしました↓
動画の内容をまとめると
- 穴のない容器の半分くらいまで土を入れる
- 種を適当に撒く(敷き詰める感じ)
- 種が隠れるくらいまで土を入れる
- 水をヒタヒタになるまで入れる
- 風通しのいい日陰に放置する
- 土の表面が乾いたら水を足す
用意した物がこちら↓
容器と土は100均(ダイソー)で買いました。掛かった金額は220円。
お家にあるタッパーとかでも栽培できますが、見た目にこだわりたかったのでお洒落な物を買ってきました。
では、さっそく作っていきます。
【ステップ①】穴のない容器の半分くらいまで土を入れる
容器の半分まで土を入れましたが、もっと少なくて大丈夫かもしれません。(動画だと浅いタッパーでしっかり育っていました。)
ただ、猫草は根が張るので多めに入れた方がいいという声もあり、どちらが正解なのかは分かりません。
※迷ったら土は多めにした方がいいのかも
【ステップ②】種を適当に撒く(敷き詰める感じ)
種は少し多めに入れます。(過密状態でも問題なく成長してくれるので多めでもいいそうです)
今回は、枯れた穂と緑色の穂を別々に育てていきます。
【ステップ③】種が隠れるくらいまで土を入れる
大体1cmくらいの土をかぶせました。
【ステップ④】水をヒタヒタになるまで入れる
写真は勢いよく水を入れたので土が盛り上がりました。
コーヒーを入れるみたいに、「の」の字を書くようゆっくり入れると盛り上がりません。
結構多いかなと思うくらい、ヒタヒタに水を入れるのがポイントだそうです。
【ステップ⑤】風通しのいい日陰に放置する
直射日光を避け、風通しのいい場所に置いておきます。
猫草を育てるのに最適な温度は15~20度ですが、適温でなくても成長はします。(ただし成長速度は遅くなる)
そして、土が乾いてきたら水を足していきます。
大体3日程で発芽するのですが、果たして芽は出てくるのか?
成長の様子
こちらが3日目の猫草。残念ながら芽は出てきません。
外が若干寒かったので、4日目からは家の中で育てることにしました。
4日目も残念ながら芽は出ず。
やはり収穫した種からだと発芽しにくいのか・・・と諦めていた5日目
嬉しい!
5日目にして枯れた穂の方から3本だけ芽が出てきました。
緑色の穂から収穫した種は今だに発芽なし。
ではでは、10日後はどうなっているのか?
結果はこちら↓
3本だけがスクスク育ちました。
残念なことに発芽率はわずか1.5%と激低!
私と同じように、種を収穫して育てた方のブログをいくつか拝見しましたが、発芽率は悪かったですね。
市販の猫草から収穫した種だと、育てるのが難しいのかもしれません。
育った猫草を食べるタマちゃん。
3本だからすぐ無くなるよね?なんて思うかもしれませんが、タマちゃん犬歯しかないので猫草を噛み切れないんです。フレーバーを楽しんでいる感じ(笑)
なので、3本あれば十分かも。
育たなかった種はどうなってる?
育たなかった種がどうなっているのか、土をほじくり返してみました↓
水を入れた時に種が深くまで行ったのでは?とも思ったのですが、そんなこと無かったですね。
種の状態も埋めた時のままだし、カビてもいない、水も十分ある。単に発芽する力がなかったみたい。
残念だけど、猫草をエンドレスで育て続けるのは難しいのかもしれません。
まとめ:栽培して分かったこと
今回、発芽したのは枯れてから収穫した穂(種)だけでした。
緑色の穂は種が1つしか入っていない物もあったので、もっと成長させた方がよかったのかもしれません。
あとあと知ったのですが、種を植える前に数時間浸した方が発芽率がいいみたいです。
実験した方のブログによると、4時間~7時間浸すと発芽率が良いという結果でした。
次回やる時は、浸してみようと思います。
普通に売られている猫草は1世代もので、次世代を生み出す力が少ないようです。
そもそも、穂(種)すらできない物もあり、これをエンドレス栽培するのは中々難しいのかもしれません。
発芽した物を丁寧に育て、穂を実らせるを繰り返していれば、もしかしたらエンドレス栽培できるのかも?なんて思いましたが、かなり時間がかかりそうですね。
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