猫が早食いして吐くなら1回の食事量を少なくすれば大体解決しますが、朝晩2回だった食事を4回以上に分けて与えるのは大変ですよね。
そこで使ってほしいのが設定した時間にご飯を出してくれる自動給餌器というアイテム!
物自体は知っていたけど何だかな…なんて人もいるかもしれませんが(実際私はそうでした)、自動給餌器は本当に便利なのでおすすめです。
ただ、あんまりお金を掛けたくない人もいるでしょうから、簡単手軽にできる早食い防止対策もご紹介いたします。
これで吐かなくなる!猫の早食いを防止する方法
よく噛まずに早食いすると大量の空気も飲み込みこんでしまいます。そうすると沢山のフードと空気が胃の中で膨れ上がり、逆流(嘔吐)してしまうのだそうです。
今回は、猫が早食いしても吐かなくなる方法をお金のかからない順に紹介します。
具体的にはこのような対策です↓
- 食器の位置を高くする(タダで出来る)
- 早食い防止の食器皿を使う(1000円程度)
- 1回の食事量を少なくする(自動給餌器を使う)
早食いを防止する自作アイテムの作り方も載せてあるのでご覧ください。
①食器の位置を高くする
低い位置に食器があると胃より頭が下がるため、食道に留まった食べ物が戻りやすくなります。
なので、食器の位置を高くし食道が下がらないようにすると吐かなくなるかもしれません。
「ホントにそれだけで吐かなくなるの?」と思いますが、台を高くしただけで吐き戻しが減ったと言う声は多いです。(吐き戻しが0になるかは猫ちゃんによります)
高さ5~8cmくらいにするのがちょうどいいようです。ただ、猫ちゃんの身長にもよるため、適当な台を置いて頭が下がり過ぎない高さを調べてください。
お金をかけたくないなら適当な台を置いて対策すればOK。
少し費用がかかってもいいなら「脚付きのフードボウル」や「食器スタンド」を検討してみてください。
脚付きのフードボウルだと猫壱のこれが人気です↓
口コミ5000件を超えるヒット商品で、吐き戻しが減ったと言う声が結構あります。
我が家ではこちらのお皿付き食器スタンドを使っています。お皿が2枚置けて便利だしデザインも可愛いのでお気に入りです。別記事にレビューを書いてあるので参考にどうぞ↓
猫の食器スタンドを購入!お洒落な木製でレンジ対応のお皿が良い感じ!②早食い防止の食器皿を使う
早食いを防止する食器にはいくつか種類がありますが、おすすめはスタンダードで値段が安いこちらの2つ↓
普通の食器皿よりゆっくり食べさせることができると評判です。
それでも早食いしてしまうなら、下のタイプにするとさらに食事時間が長くなり吐きにくくなります↓
では、それぞれの口コミも紹介するのでご覧ください。
アイリスオーヤマ 早食い防止食器 でこぼこが低いタイプ
- 特徴1:滑り止めあり
- 特徴2:サイズが大きくひっくり返されにくい
- サイズ:(S)幅23×奥行23×高さ6cm
- 重量:169g
- 素材:ポリプロピレン
- 価格:1000円前後
猫ちゃんにはSサイズを購入してください。
今までの5倍くらい時間がかかるので早食いにならない
猫用に買いました。
思ったよりもデコボコが低くないので、たいへん食べにくいようです。
顔を突っ込んで食べようとするのですが、デコボコが邪魔で、餌まで口が届きません(^_^;)
餌がそれなりに入っているときはいいのですが、減ってくると…口では食べれないので、1粒づつ手でかき出して食べています。
3匹いるのですが、皆おなじ食べ方(;^ω^)今までの5倍くらい時間がかかるので早食いにはなりません。レビュー追加:3匹のうち1匹が、食べにくい時はお皿をひっくり返すのですが、このお皿は大きいのでひっくり返すことが出来ず、手ですくって食べています(^_^)
【通常タイプ】コノコ (KONOKO) ゆっくり食べれる食器S
- 特徴:滑り止めあり
- サイズ:幅14×奥行14×高さ4.5cm
- 重量:185g
- 素材:樹脂製
- 価格:1000円前後
猫ちゃんにはSサイズを購入してください。
普通の皿よりは効果あり
普通の皿で食べさせるより倍の時間をかけて食べるようになりました。慣れてくると少し早くなるとは思いますが、それでも普通の皿よりは効果あると思います。
吐き戻しが減った
沢山入れ過ぎてしまうと、くぼみの意味がありませんが、くぼみが出る状態で食べてもらうと、食べにくそうですが明らかに慎重に?食べていました。今のところ、吐き戻しは減ったように思います!ちなみにサイズはSサイズで十分でした。
少し食べるのに時間がかかってます
他のメーカーでも色々と出てますが、どれも猫には大きすぎるとのレビューでこちらの猫様Sサイズにしました。アメショのとんがり顔なので、難なく食べてくれました。凸があるので、いつもよりも苦戦しながら食べて食べてます。少し食べるのに時間がかかってます。
参考動画
【ダイエットタイプ】ジャングルフィーダー
- 特徴1:手で外に出しながら食べるタイプ
- 特徴2:滑り止め防止付き
- サイズ:27cm×23cm×7.5cm
- 素材:ポリプロピレン
- 価格:2000円前後
吐き戻しが減って満足
てっきり柔らかいシリコン製なのかと思いポチリましたが、かなりしっかりとしたプラスチック製です。2週間使ってみて一度ももどしてません。(毛は一度だけ。)お腹もスリムになってめちゃくちゃ元気に走り周ってます。
早食い防止に大正解
トレーのおかげで1粒ずつゲットして食べているので以前より噛んでいるようですし、食事時間は以前よりずっと長くなりました。時間をかけているせいか満足感もあるようです。トレーの周りをぐるぐるしながら手で掻き出している様子はゲームかスポーツをしているみたいです。
食い意地のすごいうちの猫には効果あり
食い意地がはっているうちの猫は、ご飯をあげるとフガフガいいながらものすごい勢いで食べてしまうため、食後ひんぱんに戻していました。
餌ももったいないし、そうじも大変で困っていたところ、こちらをみつけて購入。1年ほど使用していますが、戻す回数は半分以下に減りました。
参考動画
ジャングルフィーダーは猫ちゃんが遊びながら食事できる早食い防止のお皿です。ダイエットも兼ねながら早食いを防止できます。
凹凸の突起素材が固いため噛んでダメになることもないですし、フチが高いので外にボロボロこぼれてしまう心配もありません。
ただ、猫がエサを外に出して食べる仕様なので、滑り止め食事マットもあった方がいいでしょう。
口コミでは「早食いが防止できて良かった」という声だけでなく、必至にエサを取っている姿が面白いという声も多かったです。
③1回の食事量を少なくする
1回の食事量が少なければちょっと早食いしたとしても吐くのを防げます。(大量に早食いすると吐くため)
1日に4~6回ほどの食事に分けるのがいいそうですが、何度も与えるのは手間なのでぜひ自動給餌器を使ってみてください!
今回は我が家にある自動給餌器を紹介します。基本的にはどれも同じような仕様です。
- 1日のフード給餌回数は最大10回
- 5g単位での給餌ができる
- イタズラできないフード配給口と上蓋
- 洗いやすい内部構造
- 停電やWi-Fiが切れた時でも動く
- フード切れをスマホに通知してくれる
アプリの初期設定が少し面倒くさいですが、それさえ済んでしまえば後は自動でご飯を出してくれるので本当に楽です。
ただ、このタイプでは多頭飼いだと奪い合いになるかもしれません。
その場合は多頭飼い(2匹用)の自動給餌器を検討してみてください↓
3匹以上飼われているなら早食い防止食器皿の方がいいかと。費用を気にしないなら猫の数分の自動給餌器を用意すればいいですが、そこそこの出費になります。
自動給餌器が気になる人はこちらも参考にどうぞ↓
【レビュー】ペットキットの自動給餌器が便利!デメリットも含め感想を書いてみた。早食いを防止する自作アイテム
上の写真は箸置きをお皿に入れ、猫ちゃんが食べにくいように自作しました。
箸置きでなくても形が大きくて猫が食べてしまわない物なら何でも構いません。お家にある物を使えばお金は掛からないですし、すぐ対策することができます!
ちょうどいいものがないなら100均で探してみましょう↓
こちらはビー玉です。小さいのと大きいのがありますが、飲み込まないよう大きい方がいいです。
※体の大きい猫ちゃんだと飲み込めてしまうサイズかもしれないので要注意!
陶器で作られた歯ブラシ置きもいいなと思いました。結構大きいのでこれなら飲み込む心配はありません。
ただ、100均(ダイソー)にはペットの早食い防止食器も売られています↓
もちろんお値段は100円!なので、材料を買って自作するならこちらを買ってしまった方がいいかもしれません。
おまけ:トリートボールを使う
トリートボールとは、コロコロ転がすことでフードが出るボールのことです。転がすと1粒づつフードが出で早食い防止になります。
人気の商品がこちら↓
ただ、これで全ての食事を賄うのは難しいです。
例えば朝晩2回食事を与えているなら、1回の食事量を減らし残りはトリートボールで食べさせるなどの使い方がいいでしょう。
まとめ
早食いによる嘔吐を防ぐなら、食器の位置を高くしたり箸置きなどお皿に入れて食べにくくすれば余計なお金はかかりません。
個人的には自動給餌器がおすすめですが、値段が高いので早食い防止食器でもいいかと思います。
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