DIYなど全くやったことないのだが、家にあった木材で猫ちゃん用の吊り橋(キャットブリッジ)を作ってみた。
それぞれのパーツは不揃いだし穴の位置もバラバラで橋がズレているけど、個人的には大満足な出来上がり↓
ちなみにこの吊り橋、アメリカのペットグッズメーカー「CatastrophiCreations」のデザインをパクりました。
アマゾンでも売っています↓
5000円くらいなら買ってもいいかなと思ったけど、さすがに2万6000円は無理だったので自分で作ることに。
そんなDIYした猫用吊り橋の作り方を書いたので「欲しい!」って人はぜひ作ってみてください。
猫用の吊り橋(キャットブリッジ)の作り方
必要な材料や工具
- 木材(幅1.8cm)
- 麻紐ロープ(太さ3mm)
- L字ブラケット(金具)×4つ
- ネジ×8本(長さが5cm位あるとよい)
木材は120cm×30cmサイズがちょうどいいです。ネットでも買えますがホームセンターで探した方が安いかもしれません。(4000円くらいが目安)
麻紐は3mmか4mmがおすすめ。一般的な麻紐(2mm)を使うなら3重・4重にしてください。
L字ブラケット(金具)は下に支えがあるのがおすすめ。長めの方がより安定します。
パーツを固定するネジは5cm以上の物が8本必要です。ホームセンターなら少ない量で買えます。
- 丸ノコor電動イトノコorノコギリ
- 紙やすり240番(電動サンダーがあると楽)
- ドライバドリル
- 6.5mmのドリル(刃)
- 深穴ホールソー
私は木材をカットするのに丸ノコを使いましたが、パーツが小さいのでジグソーの方がおすすめです。ノコギリでも出来るけど時間がかかります。
木材をカットした断面はザラザラなので240番の紙ヤスリでスベスベにしてください。(電動サンダーがあるとめちゃくちゃ楽ですよ)
穴あけにドライバドリルが必要です。アイリスオーヤマが価格も手頃でおすすめ。
【レビュー】アイリスオーヤマの電動ドライバー(JCD28)を使ってみた!
穴あけの大きさは6.5mmを使いました。セットを買うとお得です。
直径4cmの穴を開けるのに深穴ホールソーを使いました。
木材のカットと穴あけ(設計図)
必要な木材はこちら↓
- 細長い板(10枚):横7cm×縦27cm
- 台板(2枚):横10.5cm×縦27cm
- 塔部分(4枚):横7cm×縦13.5cm
厚さは全て1.8cmですが2cmでも可。3cmだとちょっと重いかもしれません。
塔部分の図面↓
-クリックで拡大できます-
深穴ホールソーで丸く穴を開けてからカットしていきます。
図面通りキレイな丸穴を開けられないかもしれませんが、麻紐を巻きつけるので少しズレても大丈夫。
細い板(10枚)と台板(2枚)は端から2cmの所に穴を開けます。(穴の大きさは6.5mmドリルを使用し全て貫通させる)
【注意】
「細い板」の方は穴開けが難しいので慎重に行ってください。幅が7cmもあるのでかなりズレやすいです。(実際、私のはボコボコになりました…。)
うまく行うコツを調べた所「小さいドリルから徐々に穴を大きくしていく」のと「L字の木を使う」と失敗しにくいそうです。
L字の木についてはこちらの動画をご覧ください↓
木材のカットと穴あけが終わったら240番の紙やすりで磨いていきます。特にカットした表面は凸凹なので念入りにスリスリしましょう。
電動サンダーがあるとヤスる作業がめちゃくちゃ簡単です。しかも磨く作業が異様に楽しい♪
※手でヤスる場合は適当な大きさの木材に紙やすりを巻き付けるとやりやすいですよ。
必要なら木材を塗る
生の木のままだと「飲み物をこぼした時にシミになりやすい」「汚れが落ちにくい」「カビが生えやすい」ので、オスモカラーという植物性ワックスを塗ることにしました。
ベタ塗りの塗装ではなく木目が見える半透明着色仕上げになります。
オスモカラーの成分は自然由来なので猫ちゃんにも安心です。(お値段はちょっと高め…)
※使用したカラーはパイン色(3132)
塗料の詳細は塗り方はこちらを参考にしてください↓
猫(ペット)に安全な自然塗料「オスモカラー」を買ってみた! オスモカラーの塗り方ガイド!失敗して分かったコツと注意点を書いてみた。 オスモカラーの色見本は信じちゃダメ!サンプル塗料で確かめた方がいいよ。ネジで組み立てる
麻紐ロープを巻き付ける「塔部分」を「台板」をネジで固定します。(使用するネジは5cmほどあった方がいいです)
「塔部分」と「台板」には下穴を開けてからネジを付けてください。(ズレたり木が割れるのを防げます)
麻紐ロープを通す
吊り橋を作る中で1番面倒くさい作業がコレ。
まず、「細長い板」に麻紐を2重で通します。10cmほど余裕を残し「台板」の穴に通したら塔部分の下に固定してください。
次に「塔部分」に麻紐を3重に巻き付けて左右を繋ぐ。(ゆるく三つ編みする感じで!)
下と上に麻紐を付けたら最後に三角になるよう2重で通していきます。(若干ねじると見栄えが良いです)
言葉での説明が難しいので細部の写真をご覧ください↓
発狂しそうになりながら巻き巻きしてたので長さを測るのを忘れました。見た感じは簡単そうですが、長い紐を通す作業が非常にメンドクサイです。
壁に固定する金具を付ける
L字ブラケット(金具)をネジとナットで固定します。
台板に下穴を開けてから固定しました。
本来なら下から固定した方がいいのですが、壁の出っ張りがありこのような方法で取り付けています。
L字ブラケット(金具)は長い方が安定します。私のは短かったのでちょっと失敗しました。
できるなら支えがある棚受け金具の使用をおすすめします↓
お洒落にするならコレ↓
隠し棚受けブラケットなら固定部分が見えずお洒落な仕上がりになります。こちらにする場合は木の厚みを2cmにし「台板」の幅も長くしてください。
吊り橋を渡ってみた愛猫の反応
早速できあがった吊り橋にタマちゃんを乗せてみたら「なんか不安定だにゃ」って感じで動かなくなった…。
へっぴり腰でゆっくりUターンし
そさくさと降りてしまった…。
もう1回乗せてみたけど
全然進んでくれない…。
はいはい分かりましたよ。
何日もかけて作ったのに…って思ったけど嫌ならしかたないよね。
吊り橋の不安定な揺れがダメなようで、多分というか確実に乗ってはくれないだろうな。まあ、インテリアとして飾っておく事にします。
まとめ
吊り橋DIYは思ったより面倒くさかったです。
だけど出来上がった時の達成感は半端ないので、よかったら作ってみてください!
アマゾンだとこの吊り橋が人気みたいです。値段も安い↓
宇宙船(クリアボウル)の猫ベットも作ってみました↓
宇宙船(クリアボウル)の猫ベッドをDIYしてみた!作り方を紹介します。