簡単なDIYをするため、アイリスオーヤマの電動ドライバーを買いました。
アイリスからは2つの電動ドライバーが販売されていて、私が選んだのはドライバドリル(JCD28)になります。
店員さんからは「ちょっとパワーは落ちるけど値段も安いし、簡単なDIYなら十分ですよ」と言われコレに決めたのですが、十分パワーがあってビックリしました。
もっとパワーがある方が使いやすいらしいのですが、ちょっとしたDIYならコレで十分です。
ただ、ちょっとデメリットに感じる部分もあったので、詳しくレビューしたいと思います。
※アイリスからは、同じ形で「JID80」というインパクトドライバーが販売されています。どちらが良いのか気になる人も多いので、まずはそれぞれの違いから説明いたします。
目次
アイリスオーヤマのドライバドリル(JCD28)とインパクトドライバー(JID80)の違い
ドライバドリル (JCD28) |
インパクトドライバー (JID80) |
|
Amazonでの価格 | 4,791円 | 5,627円 |
サイズ | サイズ:7×21×20(㎝) | 7×21×18(㎝) |
最大トルク | 28N・m (パワーがやや弱い) |
80N・m (パワーがやや強い) |
ビットチャック (先端に取付ける工具の軸) |
丸軸と6角軸 | 6角軸 |
バッテリー | 10.8V | |
充電池容量 | 1500mAh | |
音 | 静か | うるさい |
私が購入したドライバドリル(JCD28)は、材質に合わせてトルクや回転数を変更できるのが特徴です。パワーは少し弱いのですが、生活用品をDIYするのにおすすめ。
インパクトドライバー(JID80)は、打ち込みながら回転するため、パワーが強く厚みのある材質でも素早くネジ締めできるのが特徴です。(作業時間も早くなる)
どちらを買うか迷ったのですが、音が静かなのと、ビットチャック(先端に取付ける工具の軸の形)が丸型と6角形のどちらも使えるのが決め手となりドライバドリル(JCD28)を購入しました。
音の違いは、ホームセンターで使い比べて確認しました。
パワーを求めるならインパクトドライバー(JID80)、そこまで必要ない・簡単なDIYしかしないならドライバドリル(JCD28)を選べばいいと思います。
実際に使ってみた感想を紹介するので、そちらも参考にしながら決めてみてください。
アイリスオーヤマの電動ドライバー(JCD28)をレビュー
製品仕様 | |
定格電圧 | 10.8V |
バッテリータイプ | リチウムイオン充電池 |
無不可回転数(低速) | 0-350min-1 |
無不可回転数(高速) | 0-1300min-1 |
付属品 | ドライバ、本体、10.8Vリチウムイオン充電池、ACアダプタ、充電器、ビットセット10種 |
※バッテリー無しの物も販売されているので注意! |
トルク(パワー)について
購入する前に1番気になっていたのがパワー(トルク)の弱さでしたが、簡単なDIYなら全く問題なく動きます。
普通にネジを回したり、ドリルで穴を開けるのに不自由を感じることはありません。しかし、「深穴ホールソー」を使った時だけ、パワーがちょっと弱いなと思いました↓
刃が回らず無理やり使っていたら、パワー不足でショートしたこともあります。(本体が熱くなり止まってしまった)
押し付けずゆっくり削っていけば使えないこともないのですが、大きめの穴を開けるなら、電圧が高い(14Vとか18V)のドリルドライバーをおすすめします。
それか、アイリスのインパクトドライバー(JID80)を検討してみてください。
充電式(コードレス)で便利
充電式(コードレス)なので、コンセントを気にすることなく作業ができます。
作業台でしか使わなかったり、長時間使用するならコード式の方がいいですが、ちょっとしたDIYなら充電式で困ることはありません。
バッテリーの持ちもよく、1時間でフル充電が可能。バッテリーを付けたまま放置しても、放電することなく結構使えています。
電圧(V)が高くなるほどバッテリーも大きくなり、パワーも強くなります。その分、製品も重くなるので、軽めを求めるならアイリスオーヤマのドライバドリル(10.8V)がおすすめです。
※アイリスオーヤマのバッテリーは10.8Vで220g。他社の18V製品だと倍くらい重くなります。
LEDライト機能が意外と役立つ
全く気にしていなかったLEDライトが、思いのほか役立っています。
家具の内側にネジがあると真っ暗で何も見えなかったりするので、そんな時にライトの光があると便利でした。
ドリルのボダンを半押しすれば、ライトだけ点灯させることもできます。
トルクとスピードの調整ができる
ネジの締めすぎを防ぐため、13段階のトルク調整ができたり、回転スピードを2段階で変えることができます。
ただ、私は全然使いません。いつも最大トルクで回転スピードも速くしています。(ボタンの握り具合で微妙な速度調整ができるため)
壊れやすい材料を使う場合に役立つのだと思いますが、普通の木材なら調整する必要はないですね。
握りやすい
他社だと持ち手が大きい物もあるようですが、アイリスの電動ドライバーはちょうどいい大きさで使いやすいです。(ラバーが使われているので握りやすい)
トルクが上がると製品も大きくなりやすいので、手が小さい人ほどアイリスが向いているのかもしれません。
付属しているビット
ビットとは、装着して使うプラスやマイナス・六角などの先端工具のことです。
「JCD28ドリルドライバー」には、10種類のビットが付属されています↓
プラスやマイナス・六角が少しあるだけで、穴を開けるドリルビット(刃)は入っていません。
私は穴も開けたかったので、このセットを購入しました↓
安物ですが、めちゃくちゃ本数が入っていて便利です。
ビッドの軸の形状は丸でも六角でもOK
ビットの軸には丸形や六角型などがあり、電動ドライバーによっては規格が決まっている物があります。
アイリスのドリルドライバー(JCD28)はどちらでも使えるので、特に気にしなくてOK。
ちなみに、同じデザインのインパクトドライバー(JID80)だと六角軸しか使えません。
操作は簡単だった
説明書を見なくても簡単に操作できます。
横のボタンを押し込むことで回転の向きが変わり、ちょうど真ん中に合わせるとロックして動かなくなります。
ビットの取り付けはチャックを回すだけと、複雑な操作は一切ありません。
デメリットは?
- 大きな穴開けには不向き
- バッテリーの充電方法が面倒くさい
- 立てるとやや不安定
- 拡張性がない
【1】大きな穴開けには不向き
深穴ホールソーなどを使った少し大きめの穴あけには、トルクが弱いので不向きです。ネジ締めや普通サイズの穴あけなら全く問題なし。あと、作業の早さ(穴を開けたりネジを締めたりするスピード)を重視するなら、他社の14Vや18Vの電動ドライバーをおすすめします。
【2】バッテリーの充電方法が面倒くさい
バッテリーは一旦外して専用の充電器に差し込まなければなりません。本体に装着したまま充電できれば便利だなと思いました。
【3】立てるとやや不安定
後ろから軽く押すと前に倒れてしまうため、木材の上に置いておくと穴が開くかもしれません。使わない時は横置きにしておいた方が安心です。(私はテーブルに穴を開けてしまいました)
【4】拡張性がない
他社の場合、他の電動工具(丸ノコやサンダetc)と電動ドライバーのバッテリーを使いまわすことが出来たりします。色々な電動工具を集めるなら、マキタやSK11などのメーカーを検討してみてください。バッテリーが使いまわせれば、費用が抑えられます。
まとめ:簡単なDIYならアイリスで十分
アイリスって色々な物を販売していて、品質的にどうなの?なんて心配だったのですが、使ってみたらしっかり動くし、トルクも基本問題ないし、値段も安いしで満足しています。
本格的にDIYをするならマキタやSK11をおすすめしますが、とりあえず初めてみたいと言うならアイリスオーヤマで十分ですよ。
口コミ評価と最安値について
口コミを調べるとなかなかの高評価です。
- 十分パワーがある
- コスパが良い
- 握りやすい
- 簡単なDIYにちょうどいい
などの声が目立っていました。
口コミ件数は600件以上、評価は5点満点中「4.5」とかなり高いです!
値段については、アマゾンが1番安いですが、ポイントを含めると数十円ヤフーが安かったです。
アマゾン | 4791円 |
楽天 | 5480円 |
ヤフー | 4880円 |
※価格は変動しているかもしれません。
まとめ
ネジを絞めたり簡単な穴あけなら、アイリスのドライバドリル(JCD28)で十分満足できます。
大きい穴を開けるにはややパワー不足を感じるので、インパクトドライバー(JID80)か他社製品を検討してみてください。
他社だとここら辺が有名↓