使っている自動給餌器(ペットキット)の高さが低いので、台座をDIYすることにしました。
フラットな形ならパパっと作れるのですが、それだと転倒しやすいし今まで使っていた食器スタンドも使いたかったので、今回は少し複雑な台作りに挑戦します。
自動給餌器の台をDIY。作り方はこんな感じ!
こちらが製作する設計図です↓
見た感じ簡単に作れそうですが、今まで使っていた食器スタンドとピッタリ組み合わせるには木材を真っ直ぐカットしなければなりません。
当然そんな技術を持ち合わせているはずもなく、今回うまく作れるかはカッティング次第です。
ちなみに組み合わせたい食器スタンドがこちら↓
この食器スタンドは猫が食べる高さにちょうどよく、お皿も取外しやすいのでおすすめです。
では、材料や工具などを紹介しながら作り方を説明いたします。
材料と工具
今回はお家にあった木材を使いました。これを以下のサイズにカッティングしていきます↓
- ①:21cm×20cm:2枚
- ②:35cm×20cm:1枚
- ③:1cm×20cm:1枚
- ④:1cm×(35cm+木材の幅):1枚
※キレイに作るなら最初から寸法が合っている木材を使った方が楽だし見栄えも良くなります。
木材の取り付けにはL字の金具とネジを使用します。(一部分だけ木工用ボンドで対応)
工具は、ノコギリ、電動ノコギリ、電動ドライバー、ヤスリ&サンダーを使いますが、ノコギリ・ヤスリ・ドライバーだけでも大丈夫です。
作り方
まずは木材に下書き。
ピッタリ幅を合わせる部分は実寸より1~2mm長めに線を引きました。(カッティングに自信がないので、長ければヤスってしまおう作戦です)
使用する木材の内、正確に切らなければいけないのは赤文字の部分となります↓
- 21cm×20cm:2枚
- 35cm×20cm:1枚
- 1cm×20cm:1枚
- 1cm×(35cm+木材の幅):1枚
地面に設置する部分は元々平らになっているところを使うので、カッティングする部分は少しズレても問題ありません。
~木材のカッティング~
斜めらないよう木材を合わせて真っ直ぐにしていますが、これでもうまくいかず少しデコボコになりました。
最初の1枚は酷すぎたので捨てて、2枚目からはかなり時間をかけて切ったので何とか使えるレベルに切れましたが、やはり難しいですね。
今回カットしていて学んだのが
- 慎重にゆっくりやること
- 上から見てノコギリが真っ直ぐになっているか確認しながら切ること
- 切れやすいノコギリを使うこと(切れないと非常に疲れる)
あと、電動ノコギリ(ジグソー)だと真っ直ぐ切るのが難しいので、正確に切る時は使わない方がいいです↓
便利な道具ですがノコギリを使った方が、まだ真っ直ぐ切れました。
~ヤスリ作業~
カッティングが終わったらサンダー(ヤスリ)で磨いていきます。この作業が1番楽しく、時間を忘れて磨いてしまいました。
ちょっと色が変わった木材もすぐキレイになるし、スベスベしていい感じの仕上がりになります。紙ヤスリだけだと大変ですが、サンダーがあると作業が100倍楽になりますよ。(サンダーが振動してみるみるヤスってくれます)
~穴開け作業~
ネジを取り付ける部分は予め穴を開けておきます。これでネジを締めた時にひび割れしなくなります。電動ドリルが必要ですが、最悪やらなくても大丈夫です。(ただし若干ひび割れる可能性あり)
こんな感じで木材を連結。ボンドでくっ付けてもいいのですが、木材を真っ直ぐ切れる自信がなかった(接着面がボコボコになりそうだった)のでこの方法にしました。
工具箱に入っていた金具も使い強度をUP。
見てお分かりの通り断面がボコボコになっています。これだと接着剤で固定するのは難しいので、やはり金具にして正解でした。
端っこに細長い木材(1cm×20cm)をボンドで接着します。これは自動給餌器の供給口とお皿がちょうといい位置になるように取り付けました。(面倒くさいなら無くても大丈夫です)
後ろに転倒防止の木材をボンドで付けて終了です。
完成品がこちら
なんて事ない台座だけど完成まで4時間もかかりました。(切る作業に時間かかりすぎた)
時間が思った以上にかかったため、天然の塗料(オスモカラー)を塗るのは諦めました。
猫(ペット)に安全な自然塗料「オスモカラー」を買ってみた!
食器スタンドと合わせるとこんな感じです↓
ピッタリじゃないけれど台座に食器スタンドがちゃんとハマって良かったです。
フード供給口の位置はピッタリでお皿から落ちてしまうこともありません。ただ、失敗した部分もあるので説明します。
失敗した所
【1つめの失敗】高さを間違えました。
木材の厚みを考えず予定より2cmほど高くなっています。
幸いフードがちゃんとお皿に入るのでよかったですが凡ミスしたのは悔しいです。ボンドで固定した部分もあるため、修復は諦めました。
【2つめの失敗】転倒防止の木材は前に取付けた方がよかったです↓
後ろだとコンセント外して移動させなきゃいけないし、後ろ側は壁なので転倒防止としては前の方が重要でした。
今から前にも付ければいいじゃん?と思いますが、給餌部分とぶつかるので取り付けできないのです…。高さが設計図通りなら付けれたんですけどね~残念。
100均の材料で自動給餌器の台は作れるよ!
ダイソーやセリアなど100均の木材を使えば結構安く作れちゃいます。
下の写真はダイソーの通販ショップですが、ホームセンターで買うよりずっと安いです↓
ちなみに、今回私が作った台の材料をダイソーで揃えると500円でした↓
材料 | 個数 | 値段 |
板材 450×200×9mm | 3枚 | 300円 |
工作材料 角棒910x9x9mm | 1枚 | 100円 |
DAT―10 スチール金具 L字 S 4P | 1個 | 100円 |
※ダイソーの木材は安いですが、通販だと1650円以上の購入が必要で送料も掛かります。なので店舗で購入しないと割高です。
まとめ
思っていたより上手に作れましたが、凡ミスで高さを間違えてしまったのが悔しいです。
出来栄えは90点。高さが合っていれば95点。カットした断面が少しボコボコなのでマイナス5点としました。
慎重にやったつもりでもキレイにカットできなかったので、寸法が合った木材を買えれば1番いいですね。
【使用したアイテム】
【レビュー】ペットキットの自動給餌器が便利!デメリットも含め感想を書いてみた。 猫の食器スタンドを購入!お洒落な木製でレンジ対応のお皿が良い感じ!
【おすすめ工具】
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