ペット専用の採尿器「ウロキャッチャー」
先端のスポンジに尿をつけて採尿するアイテムで、使い方が2つあります↓
- 排泄中に直接当てる方法
- 尿を別に採ってからつける方法
排泄中に直接当てるのが最もお手軽なやり方ですが、我が家の場合は無理でした…。条件が揃わないと直接当てるのは難しいです。
目次
ウロキャッチャーを直接尿に当てるのは難しい
ウロキャッチャーを直接オシッコに当てるのが1番簡単な採尿方法と言う人もいますが、猫ちゃんの性格、トイレの形状、オシッコのクセなど、全てクリアしないと難しいかと思います。
神経質な猫だと難しい
何にも気にしない猫ちゃんならいいですが、見られているとオシッコしてくれない子も中にはいます。(うちの場合は近寄るとナデナデしてくれると勘違いしてトイレから出てきてしまう)
”猫はトイレのこだわりが強い”とも言いますので、性格によっては直接差し込むのは難しいでしょう。
トイレの形状によっては無理
カバーが付いていたり深さがあるタイプのトイレだと、直接オシッコに当てるのは難しいでしょう。
また、猫ちゃんがどの方向を向いてオシッコするのかにも影響されます。(端っこでオシッコされると角度的にウロキャッチャーが差し込めません)
真ん中の方でオシッコしてくれる猫でないと、直接あてるのは難しいです。
砂が付くと正しく検査できない場合がある
砂の成分が混じると正しく検査できない可能性があります。
なので、砂を極力少なくしておくのも1つの手ですが、猫によってはそれが気に入らずオシッコしてくれないかもしれません。
砂に触れずオシッコだけうまく当てる技術が必要になります。
尿が少ないと検査できないかもしれない
ウロキャッチャーの説明書には、スポンジ部分に尿を10秒ほどつけてくださいと書いてあります。
獣医さんからも尿が少ないと検査できないと言われたので、オシッコをピンポイントで当て続ける技術も必要です。
オシッコが見えればいいですが、トイレの深さがあると角度的に全く見えないので難しいでしょう。
うまくやるコツはあるのか?
高さがないトイレを使うのがポイントになります。
極端に言うと新聞紙の上に砂を撒くのが1番やりやすいでしょう。
我が家ではウロキャッチャーをこう使った
ウロキャッチャーに直接尿を当てるのは難しいと思ったので、我が家ではお玉で尿を採取してからウロキャッチャーを使いました。
オシッコ中にお玉をお尻の下にしのばせて尿を採取します。
お玉に角度がついているので、猫が壁側でオシッコしなければ深さのあるトイレでも使用可能。
お尻の下に差し込めれば簡単に採尿できると思います↓
はじめてこの方法を試しましたが1滴もこぼさず採尿できました。
受け皿(お玉)が広いので、お尻の下に差し込めれば簡単に採れますね。
あとはウロキャッチャーを10秒浸して終了。
猫砂トイレを使っているなら、この方法が1番良いのかなと思います。
お玉は100均でも売っていますが、紙コップを切り抜いたり、ストローと小さなカップで使い切りお玉が作れます↓
ウロキャッチャーの代用になるものは?
激落ちくんなどのスポンジに割りばしなど棒状の物をくっ付けて代用することもできますが、スポンジの成分が検査に影響しないのか分かりません。
獣医さんからは砂の付着もダメと言われたので、もしかしたら専用のスポンジでないと正しく検査できない可能性があります。
ウロキャッチャーがないのなら、紙コップなどで自作したお玉を作り採尿する。採れたオシッコはジップロックなどに入れて持っていくのがいいかと思います。
どこで手に入る?
動物病院に行けば大体ウロキャッチャーは置いてあると思います。
私が行っている動物病院ではタダで貰えましたが、有料の所もあるみたいです。(値段は1つ100円前後)
あとは、楽天やAmazonでも販売しています。ちょっと割高ですが、本数が多いセットだと130円前後で購入できます。
最後に
ウロキャッチャーを直接オシッコにあてるのは、ちょっと難しそうだなと思いました。
口コミでも「何度か失敗してうまくいかない」と言う声もありましたし、最初はお玉などを使って採尿した方がいいかもしれません。
他にも採尿の方法はあるので、こちらの記事を参考にしてみてください↓
簡単だと思っていたら大苦戦…猫の採尿が大変だったお話