猫の黒目を大きく撮るなら
- なるべく暗い場所で撮影する
- 日中ではなく夜に撮影する
この2つが大きなポイント。
なぜなら、黒目(瞳孔)は明るい場所だと細くなり暗い場所だと大きくまん丸になるから。
実際に様々なシーンで撮影したので写真を載せながら説明していきます。
日中だと猫の瞳孔(黒目)は細くなりやすい
こちらは外で撮影した写真。
天気は曇りでしたが瞳孔はだいぶ細い。
日中にカーテンを開け室内で撮影した写真。
天気は曇りでしたがそれでも外からの光が強く黒目はまだ細いです。
日中に薄暗い部屋で撮影した写真。
天気は曇り&カーテンを半分閉めたので部屋は大分暗かったですが、それでも黒目は8割くらいと言った感じ。
トイレで撮影した写真。
外の光が届かない場所なので黒目がまん丸になりました。日中に黒目を気にして撮影するなら外の光が遮断できる部屋がベストです。
夜の方が猫の黒目は大きくなる
夜に部屋の電気を付けて撮影した写真です。
日中よりは丸くなりやすいですが、それでも黒目の大きさは8割くらい。
↓1番良い方法はこれ↓
夜に部屋の電気を付けてテーブルの影の中で撮影した写真。
黒めまん丸で可愛く撮れましたが、ベストな場所を見つけるまで少し苦労しました。
逆光になると黒目が丸くなるけど瞳全体が暗くなってしまったり、ちょっと角度を変えると理想のまん丸にならなかったりします。
撮影テクニックより撮る場所で黒目の大きさが左右されるので、ねこじゃらしで誘導しながらベストな所を探してください。
猫は興奮させると瞳孔が大きくなりやすい
猫の瞳孔が大きくなる条件の1つに「興奮」が関係しているようで、ねこじゃらしを使ってじゃれさせると興奮が高まって黒目が丸くなるのだとか。
実際に試してみましたが凄く変化があるわけではなく、若干丸くなったかな?くらいでした。
ただ、カメラ目線にする際に役立つのでオモチャを使うのはおすすめです。
黒目を撮る際の注意
暗い場所ほど猫の瞳孔は丸くなりますが、全体的に暗くて写真が微妙なんてことも…。
それならとフラッシュを使いたくなりますが、猫ちゃんの目にダメージを与える可能性があるのでやめておきましょう。
もしフラッシュを使うのであれば猫ちゃんの目に当たらない場所(天井など)に向け、反射した光を使って撮影してください。
カメラ本体にフラッシュが付いていると難しいですが、外付けフラッシュがあるなら試してみるといいでしょう。
カメラの性能による瞳の撮れ方の違い
性能が良いカメラで猫の瞳を撮っても黒目の大きさは変わりません。
ただ、写真全体を明るく撮れるメリットはあります。
下の写真はスマホとミラーレスで撮り比べたものでミラーレスの方が断然明るく写っています↓
この明るさの違いはカメラのセンサーによるもの。
センサーサイズが小さいスマホだと光を取り込める量が少ないので暗くなり、センサーが大きいミラーレスだとたくさんの光を取り込めるので写真全体が明るくなります。
上の写真は電気も付けない玄関で撮りました。肉眼だと結構暗いのですがミラーレスカメラだと明るくキレイに撮れています。
まとめ
猫の黒目を大きく撮るなら「夜に撮影し尚且つ部屋は少し暗くする」のがポイントです。
あとはねこじゃらしを使って興奮させることでよりまん丸に撮れるのでぜひ試してみてください。
【今回撮影したカメラや設定について】
この記事に載せてある写真は全てソニーのα6000ミラーレスカメラを使っています。それに単焦点レンズを装着しF値を1.8まで下げて撮りました。
F値が低いレンズだと写真全体が明るい、背景がキレイにボケる、素早い動きもブレにくく撮れるので猫ちゃんの撮影にはピッタリです。
カメラに詳しくない素人の私でもキレイに撮れるのでミラーレスカメラはおすすめですよ。
現在はソニーのミラーレスα6400を使っており、動物の瞳AFがめちゃくちゃ便利で気に入っています。猫の目にピントを合わせ続けてくれるのでピンボケ率がかなり減りました。比較記事を書いたので良かったら参考にしてみてください↓
ソニーα6000からα6400に買い替え!動物瞳AFと操作性に大満足!