部屋の模様替えにともない床材を変更することに。
フローリングなど硬めの床だと猫ちゃんの脚に負担がかかるし、賃貸なのでキレイに剥がせるタイプでないとダメ。
それらの条件で探してみると「クッションフロア」が最適という結果になりました。
- 両面テープで貼れるので賃貸OK
- クッション性があり猫の脚にも優しい
- 汚れが付きにくくゲロもサッと拭くだけ
- 価格も安い
フロアタイルやタイルカーペットも検討したけど、やっぱりクッションフロアが1番良いと思います。(実際に購入し満足している)
他の床材と比較しつつ「クッションフロア」のメリットやデメリットを書いたので参考にしてみてください。
目次
猫ちゃん向きの床材はどれ?種類と特徴を比較
クッションフロア、フロアタイル、タイルカーペットの3つを比較した表がこちら↓
クッションフロア | フロアタイル | タイルカーペット | |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
クッション性 | 〇 | △ | ◎ |
汚れにくさ | ◎ | 〇 | △ |
消臭効果 | 〇 | △ | 〇 |
耐久性 | 〇 | ◎ | 〇 |
見た目 | 〇 | ◎ | 〇 |
貼り方 | 両面テープやボンド | 置くだけ | 置くだけ |
設置難易度 | やや大変 | 簡単 | 簡単 |
1畳の価格 | 900~2700円 | 5000~7000円 | 2000~5000円 |
送料 | 約1000円 | 無料 | 無料 |
その他の費用 | 両面テープ (3畳で約1500円) |
なし | なし |
※価格は主に楽天を参考にしています。
猫ちゃんの脚への負担を軽くするなら「クッションフロア」か「タイルカーペット」が良いでしょう。そして価格も抑えたいなら「クッションフロア」が1番おすすめです。
それぞれの特徴を書いたので、そちらもご覧になってください。
クッションフロア
1枚の大きなシートをカットして敷きます。クッションフロア用の両面テープで貼れば床を傷つけません。
クッション性があり掃除が簡単!価格も安いが自分で貼る作業がやや大変。
おすすめ度 | ★★★★★ |
クッション性 | 〇 |
汚れにくさ | ◎ |
消臭効果 | 〇 |
耐久性 | 〇 |
見た目 | 〇 |
貼り方 | 両面テープやボンド |
設置難易度 | やや大変 |
1畳の価格 |
900~2700円 (配送料が約1000円) |
両面テープ代 | 3畳につき約1500円 |
クッションフロアは衝撃吸収力が高く猫ちゃんの脚にも優しい&滑りにくいのが特徴です。フローリングに比べ弾力性があるので人が歩いたり寝っ転がっても痛くなりません。
水や汚れに強く、ゲロをされてもサッと拭くだけでOK。特にペット用なら防カビ・防菌・消臭・傷にも強いです。(ただし、その分お値段もお高め)
柄も木材から大理石と幅広いラインナップがあり見た目も本物に近い。他の床材より価格が安いので費用を抑えたい人におすすめです。
※両面テープが3畳につき1500円程かかります。
※サイズが大きいので1巻きにつき送料が1000円程かかります。
デメリットは爪を立てられると穴が開く、大きなシートなので部分的な交換が難しい、張る作業がやや手間、重い家具だと跡が付くと言った所。
ボロボロになるのを前提に使い、数年ごとに張り替えるのが良いでしょう。なので1番のデメリットは他の床材(フロアタイルやタイルカーペット)より張る作業が面倒な点となります。
しかし、総合的にみて1番ペットの床材に適していたので私はクッションフロアを選びました。(買って大満足)
フロアタイル
長方形のシートを繋ぎ合わせて使います。置いて繋ぎ合わせるだけなので素人でも簡単に設置可能!
見た目がリアルで耐久性がある。設置が簡単だがクッション性が低いのと価格が高め。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
クッション性 | △ |
汚れにくさ | 〇 |
消臭効果 | △ |
耐久性 | ◎ |
見た目 | ◎ |
貼り方 | 置くだけ |
設置難易度 | 簡単 |
1畳の価格 |
5000~7000円 |
フロアタイルは耐久性が高い床材です。木目調なら表面に凹凸があるので猫ちゃんも滑りにくいです。(そして木目がとてもリアル)
水汚れなどはサッと拭くだけで掃除できますが、繋ぎ合わせの隙間に入ったら外して掃除しなければなりません。(猫のゲロなどが入り込むと掃除が面倒)
素材が硬いので家具などの跡は付かないが、弾力性がないのでクッションフロアより脚への負担があります。(ラグなど敷いて対応するのがおすすめ)
設置が簡単なのでDIY初心者向きですが、クッション性の低さとお値段の高さがデメリットになります。
タイルカーペット
正方形や長方形のパネル状のカーペットで、置いて繋ぎ合わせるだけと設置が簡単!
クッション性があり設置が簡単だが、掃除が手間なのとお値段がやや高い。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
クッション性 | ◎ |
汚れにくさ | △ |
消臭効果 | 〇 |
耐久性 | 〇 |
見た目 | 〇 |
貼り方 | 置くだけ |
設置難易度 | 簡単 |
1畳の価格 |
2000~5000円 |
「タイルカーペット」はカーペットが小さいサイズに裁断されたものです。弾力性があり滑りにくいので猫ちゃんの脚への負担も優しいのが特徴。
裏面が吸着素材になっていてズレるのを防ぎます。(吸着素材でなくても敷き詰めれば問題なし)
また、部分的な交換がしやすいのもタイルカーペットのメリット。
デメリットは粗相(ゲロやオシッコ)した場合に丸洗いしないとダメな点と、抜け毛が付きやすいので少し掃除が大変な点です。
設置が簡単で猫ちゃんの脚に優しいですが、お値段は少し高めとなっています。(特にペット用が高い)
【余談】ジョイントマットは猫に不向き
パズルのように組み合わせる「ジョイントマット」は弾力性が高く防音効果もありますが、いたずらしている内にボロボロになり飲み込んでしまう恐れがあります。
伸縮性があるので腸に詰まりやすく開閉手術になったり、最悪死亡するケースもあるのでおすすめしません。
猫におすすめのクッションフロアはどれ?
基本的にどのクッションフロアを選んでもOK。
ペット用のクッションフロアもありますが、普通のでも十分弾力がありますし掃除も簡単です。
タマ編集長
ペット用だと値段もだいぶ高くなるので、ご主人は一般的なクッションフロアを購入したニャ!
私が購入したのはコレ↓
楽天の「ラグ&カーペットのコレクション」というお店で買いました。(ここは安いです)
値段は幅182×100(cm)で990円+送料が1巻きにつき700円となります。
※カラーバリエーションも豊富ですよ。
普通のクッションフロアとペット用の違い
ペット用のクッションフロアだと
- 衝撃吸収性が高い(厚みがある)
- 消臭加工がされている
- 滑りにくい
- 傷つきにくい
- 耐久性が高い
- へこみにくい
- 水汚れに強い
などのメリットがあります。
普通のクッションフロアだと厚みが1.8mmですがペット用だと2~3mm。
他にも耐久性を強くしているのでペット用はお値段が高くなり普通のクッションフロアの1.5~2倍はします。
普通のクッションフロアだと安いところで182×90(約1畳)が900円程度、ペット用だと1500~2000円くらいが相場です。
どちらが良いかと言われればペット用ですが、できるだけ安く抑えたいなら普通のを検討してみてください。
※普通のクッションフロアでも弾力性はあるし水汚れはサッと拭くだけでキレイになりますよ。
サンプルを取り寄せて確認すること
お店によっては無料でサンプルをもらうことができます。(有料でも1枚数十円ほど)
私が購入したお店では5色まで無料↓
※上記ページの下の方にサンプル取り寄せ方法が書いてあります。
色目の確認だけでなくクッション性や掃除のしやすさも確かめてみてください。
クッションフロアをレビュー!猫ちゃんの反応は?
カラーはCF9402(ベーシックオーク)
6.5畳の部屋に182×600(cm)のサイズを購入しました。(5940円)
送料が700円、両面テープ×2個(3080円)で合計9720円。
※両面テープはクッションフロア用を購入
厚さは1.8mmでこんな感じ。指で挟むと結構クッション性があります。
敷き詰めるとこんな感じ。
新しいクッションフロアが気に入らないのか新聞の上に…なんでやねん
タマちゃんも見慣れたようで気持ちよさそうにコロコロし始めた。居心地は良いっぽい。
防音性についてはあまりなく、飛び降りた時はタンと音がします。(ドスンまではいかない)
防音性を重視するならペット用のクッションフロアを選んだ方がいいかもしれません。
ゲロ(水汚れ)などはサッと拭きとれるので掃除は簡単。匂いも残らないです。
まとめ
クッションフロアの弾力性や掃除の簡単さが気に入っています。
タイルカーペットもよかったのですが、ゲロの掃除が大変そうだったのでやめました。ただ、クッション性を求めるならタイルカーペットの方が良いのかもしれません。
クッションフロアを買って思ったのが貼る作業が結構大変だったことです。もし購入するならYouTubeで勉強しておくことをおすすめします。
※皆さん簡単そうに貼っているけど結構難しかった。
クッションフロアを貼るコツはこちらの記事に書いたので良かったらどうぞ↓
賃貸でのクッションフロアの貼り方!激ムズだったのが一変したDIYのコツを伝授※素人でも超キレイに貼れるコツを書いておきました。
クッションフロアを安く買いたいなら楽天の「ラグ&カーペットのコレクション」がおすすめです↓