動いている猫ちゃんを撮るには
- シャッタースピードを上げる
- 明るい場所で撮る
- 明るいレンズを使う
- AF機能で追尾する
- 連写で撮影する
これらの条件を満たせばジャンプしていてもブレず、キレイに撮ることができます。
今回説明するのは、主に一眼レフやミラーレスカメラでの対策です。スマホだと「明るい場所で撮る」くらいしかできません。
コンパクトデジタルカメラなら色々設定できるのでスマホよりマシですが、一眼レフやミラーレスに比べるとやはりブレやすいです。
では、詳しく説明していきます。
動く(ジャンプする)猫をブレずに撮る方法
シャッタースピードを上げる
シャッタースピード1/800秒以上なら動いていても、ジャンプしていてもピタッと止まった写真を撮ることができます。
1/800秒と1/125秒の比較がこちら↓
1/800秒 | 1/125秒 |
シャッタースピードが早いとブレにくい | シャッタースピードが遅いとブレやすい |
シャッタースピードを上げれば上げるほどブレず鮮明な写真になります。できれば1/1000秒以上の設定がおすすめです。
明るい場所で撮影する
明るい場所ほどブレにくい写真を撮ることができます。
先ほど説明したシャッタースピードも明るさがないと写真が暗くなるため、夜よりも昼間、電気の光よりも太陽光の方がキレイに撮ることができます。
昼と夜に同じシャッタースピードで撮影した写真がこちら↓
昼 1/800秒 |
夜 1/800秒 |
昼間は明るく撮れる | 夜だと暗くなる |
同じシャッタースピードでも昼と夜では、写真の明るさが全然違います。
スマホの場合も昼に撮った方がキレイなので、カーテンを開け太陽光を入れながら撮影してみてください。
ちなみに、一眼やミラーレスカメラだとISO感度を上げれば明るく撮れるのですが、画質が荒くなるのであまりおすすめしません。
下の写真は、夜にシャッタースピード1/800秒・ISO感度12800で撮ったものです↓
写真はやや明るくなりましたが、画質が荒くなっているのが分かると思います。
ただ、撮影するのが夜ばかりという人もいると思うので、その場合は明るいレンズを付けて対策してください。
明るいレンズを使う
明るいレンズとはF値が低い単焦点レンズのことを差します。
一眼やミラーレスを買うと付いてくるズームレンズだとF値3.5がほとんどです。これよりもF値が低いレンズを付けると、同じ環境でも断然明るく撮ることができます。
F値1.8とF値3.5のレンズで撮った写真がこちら↓
夜 F値1.8 1/800秒 |
夜 F値3.5 1/800秒 |
F値が低いレンズは夜でも明るく撮れる | F値が高いレンズでは夜だと暗くしか撮れない |
明るさが断然違うのが分かりますね。
F値1.8のレンズは背景もキレイにボケるので1本持っておくのがおすすめです。
このような写真が簡単に撮れますよ↓
AF機能で追尾する
ミラーレスや一眼なら追尾のAF(オートフォーカス)機能が備わっているので、しっかり使いましょう。
この追尾機能を使えば、動いている猫でもしっかりピントが合わせられます。
ちなみに最近のカメラだと、動物の瞳にピントを合わせてくれる機種も販売されています。
普通の追尾AFより断然ピントが合う(目にピントが合うので良い写真が撮れる)ので、新しくカメラを買うなら「動物の瞳AF機能」がある機種を検討してみてください。
「動物の瞳AF機能」で撮った写真↓
近づいてくる猫も目にピントが合うのでキレイに撮れます!
動物の瞳AF機能がありコスパが良い機種がこちら↓
- ソニーα6400:約12万
- ソニーα6100:約10万
- ニコンZ50:約12万
特にソニーはAF機能が優秀で猫を撮るのに向いています。詳しくはこちらをご覧ください↓
【コスパ良くて写真もキレイ】猫を撮影するのにおすすめのカメラを紹介! ソニーα6000からα6400に買い替え!動物瞳AFと操作性に大満足!連写で撮影する
決定的瞬間を逃さないためにも連写機能はONにしましょう。
高性能なカメラほど1秒間により多くの写真が撮れるので、カメラを買う際は連写枚数も気にしてみてください。
ちなみに連写してもピントが合わなければどうしようもありませんので、追尾AF機能が優秀なカメラがおすすめです。(先ほども説明しましたが動物の瞳AF機能がある機種がおすすめ)
まとめ
動く猫をブレずに撮るには
- シャッタースピードを上げる
- 明るい場所で撮る
- 明るいレンズを使う
- AF機能で追尾する
- 連写で撮影する
このポイントさえ押さえれば誰でもキレイな写真が撮れます。
残念ながらスマホだと限界があるので、この機会に一眼やミラーレスカメラを検討してみてください。
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