鉱物系の猫砂の中でも群を抜いて人気がある「ライオンのニオイをとる砂」を買ってみました。
使ってみた感想をまとめると
- しっかり固まって取りやすい
- 砂が飛び散りにくい
- コスパが良い
- 最初だけ消臭力あり。後半は臭う
- 粉塵は最初だけ出にくい
時間が経つと粉塵が出たり臭いもキツクなるれど、コストパフォーマンスが良い猫砂だなと思いました。
そんな「LION ニオイをとる砂」の特徴や詳しいレビューを書いたので参考にしてみてください。
目次
ライオンの「ニオイをとる砂」について
商品名 | ニオイをとる砂 |
詳細 | ガッチリ固まる鉱物製の猫砂、長時間しっかり消臭、粉が舞いにくい |
容量素材 | ベントナイト、消臭・抗菌剤 |
容量 | 5L |
価格 | 600円前後 |
原産国 | 日本 |
販売実績
ライオンの「ニオイをとる砂」は1992年から販売しているロングセラー商品です。
2000年から20年間ものあいだ、猫砂販売個数は常にトップ。1番売れている猫砂だけあって、通販サイトの口コミは8000件以上あります。(しかも評価が4点以上と高い!)
※(株)インテージSRIの調査
粒の形状や大きさ
粒の大きさは7mm前後で、鉱物系の猫砂にしては気持ち大きめです。
ベントナイトの猫砂と共に、消臭・抗菌剤(水色の砂)が入っています。
危険性はない?
粉塵による体への影響や食べてしまった場合の危険性について調べてみました。
猫砂を食べた場合
少量であれば消化吸収されず排出されるので体調への影響はほとんどないそうです。
粉塵による健康被害
ベントナイトの粉塵をたくさん吸い込むと健康被害があると言われているため、ライオンでは人に定められた粉塵の許容濃度を超えないよう製造されています。
そのため、粉塵の吸引を原因とする健康被害のリスクは低いと書かれていました。
詳しくはライオンPET製品のよくある質問(Q7鉱物系猫砂に含まれるベントナイトなどの粉塵について、猫が吸い込んだ場合の安全性は大丈夫でしょうか?)をご覧ください。
排泄物の捨て方
「可燃ゴミ」として捨てるタイプです。
ただし、自治体の指導がある場合はそれに従ってください。最近知ったのですが、ウンチだけトイレに流すという地域もあるみたいです。
【注意】可燃ゴミとして捨てるタイプの猫砂をトイレに流すと逆流して溢れることがあります。
違う部屋の人がトイレに猫砂を流して悲惨な目にあった人のツイートがあるのでご覧ください↓
東京都にお住まいの皆さんへ
トイレにペット用トイレの砂、いわゆる猫砂を捨てるのは条例で禁止されてるそうですので、たとえ流せるタイプでも流すのはやめましょうね。一階に住んでる人のトイレがこうなります。マジで死にそう。誰か助けてくれ! pic.twitter.com/nrbcUdVajN— ひろにゃ@🏥💊👫🐈🐈💕 (@hironyauji) January 8, 2018
【レビュー】ライオンの「ニオイをとる砂」を使ってみた
猫砂がしっかり固まる
値段が安いのでそんなに期待していなかったのですが、これが中々の固まり具合です。
トイレの角に猫砂が残らないのには驚きました↓
よく固まる高い猫砂でも角部分はちょくちょく残って取りづらかった(よく崩れていた)のに、ライオンの「ニオイをとる砂」は全然へばり付きません。
最初だけ消臭力はある
最初は全然気にならないですが、徐々に臭い始め1ヶ月も経つとまあまあ臭いです。
半月サイクルで交換するのがベストかなと思いました。
粉塵は最初だけ出にくい
最初トイレに砂を入れた際は「粉塵が全然出なくてすごい」と思いましたが、使っていくうちに目立つようになりました。
素手で触っても粉が付かなかったのに半月も経つと結構白く付着するし、硬度も弱くなっていきます。(最初は指で潰れなかった砂が潰せるようになってくる)
粉塵の出やすさに付いては値段相応なのかなと思いました。
砂が飛び散りにくい
砂の粒が少し大きいため肉球にはさまりずらく、トイレ周辺の散らばりが少ないです。
高い猫砂は粒が小さいので他の部屋まで散らばることも多いけど、ライオンの「ニオイをとる砂」はトイレ周りに少し散らばるくらいでした。
過去1番飛び散りが少なくて助かっています。
皆の口コミ
レビュー評価は4点以上と高いですが、8000件も口コミがあるので悪いレビューもそこそこ見かけます。
その中でも目立つのがこれらの声↓
- 粉塵が出る
- 粉塵で体調が悪くなった
粉塵は時間が経つと舞いやすくなっているため、猫ちゃんによっては咳が出ることもあるようです。
ただ、これは他の安い猫砂を使っても同じです。
粉塵による健康被害について参考になる口コミを見つけたのでよかったら見てください↓
我が家の猫は4ヶ月の頃にうちに来ました。以前のお家ではこちらの砂を使っていたようなのですが、システムトイレにしたかったので、なるべく砂の感触に近い極小チップを使ってみたのですが、2ヶ月間地獄の日々でした…消臭効果が弱いのか、一回おしっこした後、マットを交換しない限り絶対に2回目をしてくれなく、しまいにはマットを交換してもチップに匂いが染み込んでいるのか、結局週一でのペースでチップを全替えしなくてはいけなくなり、少しでも油断したらすぐにベッドで粗相…おしっこの頻度も1日一回しかしなくて、毎回トイレの前でこちらを見て鳴きながら訴えかける状態が続き、これ以上我慢させられないと思い、システムトイレを諦め、砂もこちらの砂に戻しました。
そしたらおしっこも1日2〜3回になって、全てが落ち着きました。
固まる砂はベントナイトが使われているので害があると言われていますが、こちらも徹底的に調べて、海外の文献まで調べました。
主にベントナイトの毒に侵されやすいのは子猫であり、その全てが砂を食べてしまう事が原因であり、子猫に使うのは確かに危険が伴うようです。
普通にベントナイトの猫砂を使用するにおいて、喘息や咳、それ以外の疾患にかかってしまった場合、猫砂が原因だったケースは五分五分らしく、要するに獣医も病気の原因が100%猫砂のせいだとは断言できないらしいです、ベントナイトの砂でも20年健康に生きた子もいるそうです。でも砂を変えたことにより病状が良くなるケースも確かにあるので…猫ちゃんの習性や体質でベントナイトが合うかどうか判断した方がいいかもしれませんね、人間の化粧品にも普通に使われる天然保湿成分ですし、他の素材の猫砂にも凝固剤や接着剤、防腐剤、抗菌剤など入っていますしね…心配しだしたら本当にキリがないです…。
今のところうちの子は砂を食べていないようですし、これといった症状もないので、引き続き様子をみようと思います、慣れない砂でトイレを我慢させるのも体に良くないので、今何が猫ちゃんにとって一番なのか模索しながら大切に育てていきたいと思います。参考:アマゾンの口コミ
あと食べてしまう猫も中にはいます。大量でなければ大丈夫と言われていますが、心配なら他の砂を使った方がいいでしょう。
良い口コミだと
- しっかり固まる
- 消臭力がある
- コスパが良い
- 粉塵が出にくい
などの声が多数あります。
人によって感想は様々ですが、コスパが良い猫砂として使われている人が多いですね。
デメリットはある?
- 砂が気に入らない
- 粉塵による健康被害
- 持ち運びが重い
【砂が気に入らない】
猫ちゃんによっては砂が気に入らず使ってくれない、トイレを我慢してしまう、事があるかもしれません。自然界の砂に比べると少し粒が大きいので、細かい砂好きの猫だと合わない事もあるでしょう。
【粉塵による健康被害】
使っていくと徐々に粉塵が出てくるので、猫によっては咳が出たり体調が悪くなるかもしれません。異常を感じたら獣医さんに相談したりトイレを見直した方がいいです。
【持ち運ぶのが重い】
1袋で約4kgあるので持ち運ぶにはちょっと重いです。
販売店と最安値
通販サイトはもちろん、スーパーや薬局など取り扱い店舗が多いです。
値段についてはこんな感じ↓
販売店 | 1袋の価格 | 最低購入個数 |
楽天 | 572円 | 8袋 |
Amazon | 570円 | 4袋(1袋0.5L増量) |
ヤフー | 710円 | 4袋 |
スーパー(西友) | 492円 | 1袋 |
ホームズ | 512円 | 2袋で割引 |
通販サイトだとAmazon、店舗だとスーパーが最安値でした。ただ、猫砂が重く持ち帰るのが大変なのでネットスーパーが利用できると便利ですね。
通販サイトだとAmazonが安く、しかもアマゾンオリジナルとして通常より0.5L増量されています。4袋からの購入ですが、ネットならアマゾンが1番安いです。
「ニオイをとる砂」の種類について
「ニオイをとる砂」は全部で10種類あり、その中でベントナイト(鉱物系)の砂は5種類となります↓
■今回紹介した通常タイプ↓
■フローラルソープの香りバージョン↓
■リラックスグリーンの香りバージョン↓
■軽量化されたタイプ(通常より約1kg軽い)↓
■消臭力を高めたタイプ↓
値段はほとんど変わりません。
通常タイプ、軽量タイプ、消臭力を高めたタイプが良いかと思います。(香りがするのは猫ちゃんに不要なのかなと)
まとめ
日が経つと粉塵が出やすく匂いもキツクなりますが、コストパフォーマンスが良い猫砂だと思いました。
固まりやすさ、砂の飛び散りにくさ、コスパの良さは中々の物ですよ。
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