ここでは子猫に飲ませて良かったおすすめのミルクを紹介します。
このミルクを飲ませたことで理想とされる1日10gの体重増加は難なくクリア!体調不良も起こさずウンチもしっかり出てスクスク育ちました。
そんな子猫用ミルクのレビューや他メーカーとの違いを書いたので、ミルク選びの参考にしてみてください。
目次
子猫用ミルクなら「ロイヤルカナン」がおすすめ!
- 他メーカーよりカロリーが高い
- 使いやすい哺乳瓶が付いてくる
- コスパが良い
ロイヤルカナンは世界中に販売実績があり独自の研究所も持っているペットフードメーカーです。長年の研究でペットが長生きできるフード作りをしているので安心して子猫に与えることができます。
また、保護団体もロイカナミルクを使っている所が多いようなのでその点でも安心です。
では、ロイカナミルクがおすすめな理由を詳しく書いていきます。
①子猫用ミルクの中でも高カロリー
メーカー | 100g当たりのカロリー |
ロイヤルカナン | 543kcal |
森永 | 504kcal |
ミオ(mio) | 492kcal |
ロイカナは他メーカーに比べカロリーが高いのが特徴です。
他のミルクも決して低いわけではないですが、子猫によってはあまり飲まない(飲むのが下手だったり吸う力が弱かったりする)ことがあります。
そういった子猫ほど栄養豊富なミルクが必要ですし、理想とされる1日10gの体重増加を目指すためにも高カロリーのロイカナはおすすめです。
使いやすい哺乳瓶が付いてくる
他メーカーだとミルクだけですが、ロイカナは哺乳瓶まで付いてきます。
子猫用に作られた哺乳瓶だけあって、これがとても使いやすいです!
最初アマゾンで買った哺乳瓶は結構な角度にしないとミルクが流れないのに対し、ロイカナの哺乳瓶は少し斜めにするだけでミルクを飲ませることができます。
乳首の替えも付いてるので破損しても追加で買う必要がなく、トータルでかかる費用もロイカナは安いです。
哺乳瓶については、こちらの記事を参考にしてください↓
子猫の哺乳瓶を買って分かった「使いやすい形」と「ダメな形」!実際にロイカナミルクを飲ませてみた感想
ロイヤルカナンの粉ミルクを飲ませてから体重が1日10g以上増えるようになり、ウンチのペースも2日に1回してくれるようになりました。
最初キャティーマンのミルクを買って飲ませていたのですが、パッケージをよく見ると「離乳前には与えないでください」と書かれており急いでロイカナを注文しました。キャティーマンはカロリーがかなり低く体重が全然増えません(1日4gくらいの増加でした)。ウンチも4日に1回のペースと遅いので、間違えて購入しないように!
ロイカナミルク買うとこれらの物が入っています↓
粉ミルクは鮮度を保つため100gずつの小分け包装、乳首は破損した時の為に全部で3つ入っています。
軽量カップも付いてくるのでミルク作りがとても便利でした。
【ミルクの作り方】
ミルクを作る前に「煮沸消毒(熱湯に入れて消毒)」します。
粉ミルクを10mlに対しお湯は倍の20mlを入れ、溶け残りがないようしっかり振ったら完成です。
レビューを見ると粉が残りやすいという声もありましたが、しっかり振ればダマになることはありません。
シェイクする際のフタも付いていますが、乳首の先をつまんで振ればいいのでほとんど使いませんでした。
乳首には数字がふってあり、数字が大きい所を上にするほどミルクの量がたくさん出るようになっています。
乳首の穴は最初から開いていますが、小さめなので少し大きくカットした方がいいかもしれません。(ミルクの出方を見ながら徐々に大きくしてください。)
子猫用ミルクを比較
よく目にする子猫用ミルクのカロリーや栄養成分、価格・付属品などを比較してみました。
メーカー | ロイカナ | ワンラック | ワンラック ゴールデン |
ミオ(mio) |
写真 | ||||
タイプ | 全て粉をお湯で溶かして使うタイプです。 | |||
容量 | 300g | 270g | 130g | 250g |
小分け包装 | 100g×3 | なし | なし | なし |
価格※1 | 1,668円 | 1,564円 | 1,377円 | 1,245円 |
1gの価格 | 5.5円 | 5.8円 | 11円 | 5.0円 |
賞味期限※2 | 1年くらい | 2年くらい | 2年くらい | 3年くらい |
軽量カップ | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 |
哺乳瓶 | 付属 | × | × | × |
カロリー | 543kcal | 504kcal | 504kcal | 492kcal |
たんぱく質 | 31%以上 | 38%以上 | 38%以上 | 44%以上 |
脂質 | 37%以上 | 25%以上 | 25%以上 | 28%以上 |
粗繊維 | 0%以下 | 0.3%以下 | 0.3%以下 | 0.1%以下 |
灰分 | 6.6%以下 | 7%以下 | 7%以下 | 7%以下 |
水分 | 4%以下 | 5%以下 | 7%以下 | 6%以下 |
※1:価格はネット通販の最安値を載せています。
※2:賞味期限は調査した時のものになるので多少変動します。
ロイカナのキャットミルク
他の子猫用ミルクより便の調子がよく、匂いも自然に近い(牧草風)感じがするなどのレビューが目立ちます。小分け包装、軽量カップ、哺乳瓶の付属が嬉しいという声が多く評価がとても高いです。
デメリットについては購入できるお店が少ない(ほぼネットのみ)、他メーカーより少し溶けずらい、賞味期限がやや短めな点となりますが、ミルクを与える全ての道具が揃っているのでコスパが1番良いです。
※通販ショップに確認した所、賞味期限が5か月以上ある物を発送しているそうです。
森永ワンラックキャットミルク
便の調子が悪いという声がやや目立ちますが、評価が高く通販サイトで人気のミルクです。ペットショップで取り扱いしている所が多く、270g缶以外に50g缶も売っています。
森永ワンラックキャットミルク(ゴールデン)
通常のワンラックミルクの上位版が「ゴールデン」になります。価格が倍くらい高く子猫用ミルクの中でも高級品。
レビューを見ると動物病院で使われていることが多いようですがコスパは1番悪いです。(容量が少なく価格が高い)
通販サイトだけでなくペットショップでも置いてあります。
ミオ(mio)キャットミルク
他のメーカーに比べ少し評価が低いですが、子猫用ミルクの中で1番手に入りやすいのがミオになります。(薬局での取り扱いが多い)
スクスク育った、よく飲んだというレビューも多い中、あまり飲まない、ウンチの調子が悪いという声も少し目立ちました。
子猫用ミルクが売っている所
メーカー | ロイカナ | ワンラック | ワンラック ゴールデン |
ミオ(mio) |
写真 | ||||
通販サイト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ペットショップ | × | 〇 | 〇 | × |
ツルハドラッグ | × | × | × | 〇 |
ウェルパーク | × | × | × | 〇 |
マツモトキヨシ | × | × | × | 〇 |
私が住んでいる地域の薬局とペットショップの取り扱いを〇×で表記しました。
ロイカナはどのペットショップでも売っていません。(おそらく賞味期限が短いのが原因だと思いますが、取り寄せれば注文してもらえます)
ワンラックシリーズはペットショップに行けばほぼ見かけました。
ミオに関しては薬局でしか見る事がなく、店舗によっては取り扱っていない所もあります。
普通の牛乳はダメ!ミルクは子猫用を用意する事
人が飲む牛乳だとお腹を壊したり栄養も不十分なので、必ず子猫用ミルクを用意してください。
赤ちゃんが飲むミルクに関しても子猫には合いません。ヤギミルクもカロリーやタンパク質が足りないので、栄養が不十分でしっかり育たない可能性があるそうです。
※子猫用ミルクを作る際は分量をしっかり測ってください。濃度が薄いと十分な栄養が補給できず、逆に濃度が濃いと水分が足りず便の調子が悪くなることがあります。
お店や動物病院が閉まっている時間に子猫を拾った場合の代用ミルクの作り方がこちら↓
代用ミルク1 | 代用ミルク2 |
コンデンスミルク30ml | 牛乳80ml |
水30ml | 卵黄1個 |
プレーンヨーグルト40ml | コーン油5ml |
卵黄1個 | 食塩1つまみの1/3 |
哺乳瓶やスポイントがない時はストローで代用して飲ませてください。
代用ミルクの詳細は別サイト「子猫のへや」より分量を少なくして記載しています。
まとめ
紹介した子猫用ミルクはどれも評判が良いですが、個人的にはロイヤルカナンをおすすめします。
実際に飲ませてみて良かった(体重がしっかり増量しウンチの調子も良好)というのもありますが、哺乳瓶付きで授乳に必要な道具が全て揃っているのは便利ですよ。
「ワンラックのゴールデン」も獣医さんがよく使っているとの事なので、ロイカナと一緒に購入するのもおすすめです。
※どのミルクも離乳するまで何缶か必要になります。楽天の方が価格は安いですが送料が必要なお店が多いので、2~3缶まとめ買いするのがお得です。
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