子猫の授乳をする時に使う哺乳瓶は、形が少し違うだけで使い勝手がだいぶ変わります。
適当に買った物がとても使いづらく毎回イライラしていたので、ここでは実際に使ってよかった哺乳瓶についてまとめました。
「こんな哺乳瓶を選ぶべき」というポイントを書いたので参考にしてみてください。
すごく使いやすい子猫におすすめの哺乳瓶
私がおすすめするのはロイヤルカナンの哺乳瓶になります。
ロイカナキャットミルクの付属品なので単体購入はできませんが、子猫用に作られていることもあり物凄く使いやすいです。
どんな所が使いやすいのか、使いづらい哺乳瓶と比べながら説明していきます。
容器の口は大きい方が使いやすいです。
考えてみれば当たり前ですが、口が小さいと粉ミルクを入れる時によくこぼれます。
アマゾンで買った哺乳瓶の口は直径1cmしかないのに対し、ロイカナ哺乳瓶は3cmもあるので粉がこぼれることはありません。
粉や液体を移し替える道具『漏斗(ろうと、じょうご)』があればいいですが、そうでないと使いずらいです。
生まれたての子猫は口がとても小さい(体重が約100gしかない)ので、乳首の先端は細い方がいいです。
子猫用の哺乳瓶なら乳首は小さめですが、人間の赤ちゃんや子犬兼用だと先端が大きい物もあるので購入する際はよく確認した方がいいです。
次に乳首の手前側が広い方がミルクの流れがよく、授乳する時に飲ませやすくなります↓
説明だけだとイメージがわかないかもしれませんが、乳首の形が悪いと本当に飲ませずらいので「先端は細め」「手前側は広め」タイプの乳首がおすすめです。
何匹も子猫がいるなら大きい哺乳瓶でもいいですが、1匹だと1回に飲む量が多くて20mlくらいなので容器は小さい方が便利です。
あと、ミルクの分量をキッチリ測るためにも5ml毎のメモリがある方が使いやすいです。
※粉ミルクの量が多いと水分不足になりやすく逆に少ないと栄養不足になる可能性があるので、分量はキッチリ量りましょう。
ロイカナ哺乳瓶の乳首には数字がふってあり、場所によってミルクの出る量が調整できます。
最初から乳首に穴は開いていますが、切れ目が小さくあまり垂れなかったので自分でカットしました。(切り方は十字にハサミを入れるだけ)
逆さにして1滴ずつ垂れるくらいが丁度いいので、様子を見ながら大きくしてください。
これを買うと哺乳瓶が付いてくる↓
おすすめする哺乳瓶はロイカナキャットミルクの付属品なので単品購入できません。
単品で欲しいならメルカリで出品されていないか確認してみてください。
子猫用の哺乳瓶が売っている所
近所を調べたところ、ペットショップにミオの哺乳瓶(子猫用)が売っていました。
子猫用ミルクが売っている薬局も確認しましたが、哺乳瓶の取り扱いはなかったです。(店舗によってはあるかもしれません)
あと100均に赤ちゃんの用の哺乳瓶が売っている事もあるようです。乳首の大きさなど問題ないなら代用できると思います。
ネットで探すならミオの哺乳瓶が無難↓
容器が120mlと少し大きくメモリも細かくないのですが、容器の口や乳首は使いやすそうです。
スポイトやシリンジでの授乳はどうなの?
個人的にはやりづらかったです。
子猫が口を開けたタイミングに合わせミルクを流すのが難しく、勢いよく出すと肺に入る恐れもあるので慎重にやらなければなりません。
乳首タイプの哺乳瓶なら咥えさせればチュパチュパ飲んでくれることが多いので、授乳も比較的簡単です。
子猫が弱っていて自力で飲めない場合はシリンジやスポイトを使った方がいいですが、そうでないなら哺乳瓶が1番使いやすいと個人的には思います。
まとめ
- 容器の口は大きい方がいい
- 乳首の先端が細く手前は広い方がいい
- 容器が小さく5ml毎のメモリ付きがいい
スムーズで快適な授乳をするなら、これらのポイントをクリアした哺乳瓶を探してみてください。
【関連記事】
拾った子猫を育てた記録!成長過程や育て方・週齢ごとの行動を書いた。 【買ってよかった】スクスク育つおすすめの子猫用ミルクを紹介します! 子猫にミルクを飲ませるコツ!飲む量や回数、暴れる際の対策について