愛猫(タマ)の肉球まわりの毛が伸びていたので自分でカットすることにしました。
毛が肉球を覆ってしまうと滑ってケガをする可能性があるので、できればカットした方がいいのですがこれが結構難しい。
シェーバー(髭トリマー)があるのでスンナリできるかと思いきや全然そんなことはありませんでした(汗)
そんな「肉球の毛を刈り取り合戦」をタマと交えたので、どんな感じだったのか書いてみたいと思います。
目次
猫の肉球からはみ出た毛をカット作戦開始
肉球からはみ出た毛をカットするのにシェーバーがあると簡単と聞いたので、棚に眠っていたフィリップスの髭トリマーを引っ張り出してきました。
いきなり実行するとビックリして嫌がるので、まずはシェーバーに慣れさせることから開始↓
電源OFFのままスリスリし、危害を加える物ではないと教えました。
肉球にも触ったりして慣れさせます。
電源を入れ音にも慣れさせました。
これで嫌がって逃げてしまうなら今日はやめようと思いましたが、リラックスしていたので刈り取り作業を決行!
果たしてうまくできるのでしょうか?
肉球を見せてくれない猫だと切るのが難しい
肉球を見るため仰向けにしようとしたら嫌がってしまい何もできない。
伏せている状態なら膝の上でもおとなしいのですが、タマは極端に仰向けが嫌いなので中々うまくいきません。
だんだん触られるのも嫌がるようになったので一時中断。
「肉球を見ることができないと切れないぞ…」と思ったのですが、使っているシェーバーはカバーが付いているので刃が直接触れないようになっています。
これなら肉球側を見なくても切れると思い、伏せている状態でカットを開始。
キレイに切ることはできなかったですが、とりあえず長い毛だけは切ることができました。
タマちゃんも「もう嫌です」状態になってきたのでとりあえず終了。
仰向けが嫌いな猫ちゃんだと肉球の毛のカットは難しいですね。
人間用のシェーバーは猫の毛に向いていないかも
シェーバーなら簡単にカットできるだろうと思っていましたが、猫の毛が柔らかいこともあり刃に当たってもうまく切れないことが多かったです。
私の使い方が下手なのもあると思いますが、もしかしたら人間用のシェーバー(髭トリマー)がダメだったのかもしれません。
下の動画はペット用バリカンを使っていてスムーズにカットしていますが、こんなにうまくはできなかったです↓
こちらの動画では「ペティオのペット用バリカン」を使っています。
動画ではカバーを付けていなかったので私のシェーバーも外してカットしてみましたが、それでもうまく出来ませんでした。
もしバリカンを買うならペット用を選んだ方がいいかと思います。
切れ味抜群のハサミでもカットしてみた
猫の爪切りように買ったハサミで毛をカットしてみたら意外とうまく出来ました。
使ったのは「猫壱ハサミ」と「ZAN(ピコックタイプ)」で、どちらも猫の毛1本からスパッと切れるほど切れ味が抜群です。
タマが横になっている時を狙い、肉球には触れずそーと切ってみたらスパッと切れました。
肉球を傷つけず慎重に行う必要がありますが、人間用シェーバーよりもしっかりカットできました。
肉球まわりの毛は必ず切った方がいいのか?
獣医さんの話などを聞くと肉球が見えなくなっているならカットした方がいいとの事です。
肉球まわりの毛が伸びすぎているとフローリングなどで滑ってケガをしたり、足腰に負担をかけ関節炎(変形性関節症)になる可能性があります。
関節炎とは関節に痛みを伴う病気で、6ヵ月~20歳の猫の約9割が発症しているらしいです。
歳をとってあまり動かなくなるのも関節炎が影響しているかもしれないと言われているので、少しでも負担をかけないようにするのなら肉球まわりのお手入れはしておいた方がいいでしょう。
自分でカットするのが難しい・肉球を傷つけそうで怖いなら、獣医さんやトリマーさんに任せてしまいましょう。大体1000円以下で行えるようです。(動物病院によっては対応していない場合もあり)
まとめ
思っていたほど簡単ではなかったですが、可愛らしい肉球がしっかり見えるようになりました。
私の場合はシェーバーよりハサミの方が使いやすかったですが、ペット用のバリカンならもっと簡単に切れたのかもしれません。
まずはハサミでカットしてみて、それが難しいならバリカンを使ってみるのがいいと思います。