友人からキャットタワーを貰ったのだが、柱に巻いてある麻紐が剥がれてしまっていたので、自分で修理してみました。
うまく巻き付けられるか心配でしたが、やってみたら意外と簡単でしかもコスパ良し!
交換品の半額以下で修理できるので、買い替えるのがもったいない人はぜひ自分で巻いてみてください。
では、修理に必要な物、どうやって直すのかについて詳しく説明いたします。
柱の修復に必要なもの
- 麻紐ロープ(幅6mm)
- ボンド
- ステップルや釘(なくても可)
麻紐の幅はメーカーによってことなりますが大体5mm前後です。今回修理するのは6mmでした。
柱1本だけ巻き替える場合でも、意外と麻紐を使います。例えば、直径8cm×長さ37cmの柱だと15mくらいの麻紐が必要です↓
※記事後半で麻紐が安く買える所を紹介してます。
ボンドは定番の木工用でOK!ステップルや釘を使うならボンドは無くても大丈夫です。
柱(麻紐)の修理工程
ボロボロの麻紐をカットする
今回は使える部分は残しておき部分的に修理することにしました。
なので、まずはボロボロになった麻紐のハネてる部分をカットし、ボンドを使って巻きなおします↓
端を固定して麻紐を巻き付けていく
新しい麻紐を巻きつける際は、まず端っこを固定します。そしたらグルグルと巻き付けていけばOK。
緩みや隙間ができないように、ギュッときつく巻き付けてください。
ステップルがないなら、ボンドをつけてしっかり押さえながら巻けば大丈夫です。
1本の柱にはステップルがたくさん付いているので、少し外して使いまわしても平気です。今回は、修復のため2本ほど拝借しました。
※麻紐を固定するのに釘でも代用できますが、細い釘だとスルッと抜けるので、少し太めの釘を使った方がいいでしょう。
ボンドが乾いたら完成
ボンドは半日くらいでガッチリ固まりました。
修理は一部分だけだったので15分で完了。ちょっとだけの作業でしたが結構楽しかったです。
掛かった費用は、ボンドが272円で麻紐が85円(1m)の合計357円。ホームセンターに行くと切売りで麻紐が買えたりするので、一部分の修理なら安く済みます。
あとはメンテナンスとして、トウモロコシの髭みたいになってる部分をカット↓
ハサミだとやりずらかったので髭剃りを使用。楽に刈れますが、若干壊れそうな音は奏でてました。
狩り終えた姿がこちら↓
ちなみに、麻紐だと削りクズが出るので掃除が面倒ですが、綿紐にするとクズが出にくくなります。ただ、猫によっては綿の研ぎ心地が気に入らず、使わなくなるかもしれないので注意。
キャットタワーの柱を買い替えた時とのコストを比較
大体のキャットタワーは麻紐が切れた時に交換できますが、柱1本で1500円くらいします。
では、自分で麻紐などを買ってきた場合だといくら掛かるのか?
今回修理した柱(直径8cm×長さ37cm)を例に価格を計算してみると、1本あたり600円くらいに抑えられます。
計算するとこんな感じ
1本の柱(直径8cm×長さ37cm)に必要な麻紐は約15m。ボンド36g。ステップル10個。
材料 | 価格 | 必要な量と金額 |
麻紐(6mm) | 安いと1mで約30円 | 15mで450円 |
ボンド | 180gで約300円 | 45gで60円 |
ステップル | 1つ約3円 | 10個で30円 |
1本の柱を修理しても、540円しか掛かりません。
価格を抑えるポイントは麻紐をどれだけ安く買うかで、50mくらいの麻紐で1mあたり50円以下、10mくらいの麻紐だと1mあたり100円くらい掛かってしまいます。
猫ちゃんの爪とぎ頻度が高くすぐボロボロになってしまうなら、予備として長い麻紐を買っておくといいでしょう。
ちなみに、楽天に出店してる造園資材専門店だと麻紐1mあたり26円で買えます。ただし、260mとめちゃくちゃ長いです↓
もう少し短い方がいいなら、アマゾンで1mあたり43円で販売している所がおすすめ↓
ボンドやステップルはこちら↓
まとめ
麻紐の巻き直しは思ったより簡単で結構楽しいです。しかも、買い替えるより全然安いので、ぜひチャレンジしてみてください。
ビシっと修理した柱を早くガリガリしてくれないかな~なんて思ってるのですが、もらったキャットタワーに興味を示さない我が家のタマちゃんでした。