トリマーや獣医さんもよく使っている「Zan(斬)」のギロチンタイプ。
今回、友人から借りて使ったのですが、切れ味がものすごく良い!
切った時の衝撃が少なく音も静かなので、愛猫も嫌がらずに切らしてくれました。
ただ、慣れるまでは少し使いにくいかもしれません。(私は手こずりました…)
少し特殊な形のため「どうやって使うの?」なんて人も多いので、正しい使い方やZan(斬)の特徴について紹介いたします。
実際に使ってみた感想も書いてあるので、そちらも参考にしてみてください。
目次
ペットトリマーも使うギロチン爪切り「Zan」
- 日本製で切れ味が抜群
- 分厚い爪でも楽に切れる
- 一定に力が加わり爪が割れにくい
- トリマーや獣医さんも使ってる
- 手が大きい人や左利きでも使える
- 巻き爪には使えない
廣田工具製作所が開発した「Zan(斬)」ギロチンタイプは、熟練した職人さんが1つずつ手作りしてるペット用爪切りです。
切れ味がすごく良いため、トリマーや獣医さんがよく使ってます。
なぜこれを選んでるのか聞いたところ、「慣れると使いやすく切れ味が良いから」と言ってました。
四方から一定に力が加わる作りなので、爪を割ることなくキレイに切ることができます。また、分厚い爪でも簡単にカット可能です。
手が大きい人や左利きの人でも使うことができますよ。
※穴に爪を通して切るタイプなので、巻爪の猫ちゃんには向いてません。
ギロチンタイプの「Zan」を使った感想
慣れるまで使いにくいかも
ギロチンのように切るタイプなので、扱いに慣れるまで少し大変でした。
見る角度によって爪の血管が見えにくく、最初は躊躇して切れないことが多かったです。
ただ、慣れてしまえばそこまで難しくなく、意外とスパスパ切れます。
早い人だと1本の爪を2~3秒くらいで切ってしまうので、使い続けると1番扱いやすいのかもしれません。
数年経っても切れ味が良い
今回は3年使ってる物をレビューしてるのですが、それでもスパスパ切れます。
切れ味が良いと伝わる衝撃が少ないので、愛猫も嫌がらずおとなしかったです。
ちなみに、安物の新品爪切り(100均やペティオ)と切れ味を比較したところ、ZAN(斬)の方がよく切れます。
爪切り名 | 使用期間 | 切れ味 |
Zan(斬) | 3年 | よく切れる |
ペティオ | 新品 | あまり切れない |
100均 | 新品 | あまり切れない |
100均やペティオは中国やベトナム製です。ZAN(斬)は日本製で、クオリティーが凄いなと思いました。
ギロチン爪切りZanの使い方
爪を穴に入れたら、レバーを握ってカットします。
ゆっくり動かすと伝わる衝撃が大きく猫も嫌がるので、勢いよくスパッと切ってください。
正しい持ち方
バネがある方を親指側にして持ちます。逆に持つと切り口が動きやすく安定しないので、正しく持って使いましょう。
刃の向き
刃の向きに迷うかもしれないですが、どの角度で切っても大丈夫です。(トリマーさんにも確認済み)
基本的には手前の穴(写真だと左側)に通して爪を切りますが、逆を使っても構いません。猫を抱きかかえている時は手間の方が使いやすく、寝ている最中などは逆側の方が切りやすかったりします。
切れ味が悪くなった場合
切れ味が悪くなった場合、刃の手前にあるネジを5°ほど時計回りにまわしてください。
そうすると刃の密着度があがり、切れ味が良くなります。
試しにネジを回して切れ味を確かめたのですが、体感レベルでは変わりませんでした。長年使っていても刃の緩みはおきてなかったようです。
販売店とサイズの選び方
ギロチンタイプの「Zan(斬)」には2つのサイズがあります。
- 小型犬~中型犬用
- 大型犬用
猫には小型犬~中型犬用のサイズを選んでください。※犬用として販売してますが猫でも使えます。
販売店は通販だけでなく、ホームセンターやペットショップなどでも売っています。
価格はお店によってバラバラですが、送料込み1800円くらいが目安です。
廣田工具製作所のペット用爪切りのラインナップ
今回紹介したのはギロチンタイプですが、廣田工具製作所からは「ピコック」や「ニッパー」タイプの爪切りも販売されています。
ピコックタイプ
「ギロチンだと血管を傷つけそうで怖い」なんて人は、切る部分が見やすいピコックタイプがおすすめです。
巻き爪でも簡単に切れるのが特徴ですが、左利きだと使いづらいかもしれません。
「ZAN」の猫用爪切りピコックタイプをレビュー!難点もあるが簡単に使えるよ。ニッパータイプ
バネが弱く戻りづらい、小さい手(女性)だと大きくて使いづらいと言う声もありますが、ニッパータイプも切れ味は抜群です。
バネが戻りづらいといっても爪を挟むくらいまで隙間が空くようにできており、細かい作業(そいでいく切り方)がしやすいように作られています。
切る部分が見えやすく、扱いやすい爪切りを探している人におすすめです。
まとめ
ギロチンタイプは切る部分が見えにくいので最初使いにくいかもしれませんが、慣れてしまえばとっても良い爪切りです。
長年使っても切れ味が落ちにくい、振動が少なく猫も嫌がりにくい、トリマーや獣医さんも推薦してい爪切りなので、良いものを探してる人は検討してみてください。
「ギロチンタイプは難しそう…」なんて人は、ハサミやピコックタイプがおすすめ。それぞれの違いについては、こちらの記事で紹介しています↓
【感動するほどスパッと切れる】おすすめの猫用爪切りを4つ紹介するよ!
爪切りのコツや猫を暴れさせないポイントを知りたい人はこちらを参考に↓
嫌がる猫でも爪切りできた!ちょっとしたコツや対策でスイっと切れる!